もうすぐ震災から1年。人それぞれの思いとともに時は静かに、しかし着実に流れて行きます。この1年間、日本中の一人ひとりが自分自身の、そして自分が大切にする人々の人生に特別な思いを寄せ、無限ではないこの世の時間の中で何を優先すべきかを真剣に考えたのではないでしょうか。「家族みんなで牛を育てる仕事をしたい」と言った福島の小学生の言葉が胸を打ちます。
「宿命に生まれ、運命に挑み、使命に燃える」。がん保険のパイオニアであるアフラックの創業者で同社最高顧問の大竹美喜さんの座右の銘で、わたしが好きな言葉です。「宿命は変えることができない。だから甘んじて受け入れよう。しかし、運命は自分で変えることができる。そして、命を賭けられるほどの使命を見出し、その使命に燃える人生を送るのだ」という意味でしょうか。 『続・信念の人』でも少し触れていますが、わたしも幼い頃、自分の境遇を嘆きました。しかし、時の流れとともに、その思いは変化していきました。それは、自分の力では変えられないものを嘆いても仕方がないことに気づき、さらには、境遇を乗り超えてみずから人生を築き上げていけるものを見つけたからに他なりません。あれから多くの歳月が流れ、今、敬愛するみなさまとともに使命に燃える日々を送れることを幸せに思います。 「7つの習慣」の基礎原則の中に「農場の法則」というものがあります。「人生は農作業と同じで、すぐに結果が出るものではない。春にまいた種が芽を出して生長し収穫できるようになるには、秋まで待たなければならない。しかも、秋の実りを信じて夏の炎天下の草取りに精を出す。人生の営みもそれと同じで、不断の努力があって初めて未来の収穫が可能になる」というものです。 人は素晴らしい可能性を持った存在です。わたしはこれまでの人材育成のコンサルティング業務を通して、またタヒチアンノニの業務を通して多くの方々と出逢い、そのことをひしひしと感じてきました。人間としての宿命である弱さを克服し、秘められた可能性を実現してこられた方々です。こうした方々は何か特別なことをしてこられたのでしょうか。わたしにはそうは思えません。ただただ秋の収穫を信じて、暑いさなかに汗を流してこられたのです。成功はその汗の結晶以外の何物でもありません。 未来を信じて、いい汗をかきましょう。可能性の種をまき、耕し、養い、育てましょう。わたしたちが取り組んでいる事業は、人類を救う事業です。人類を救う事業は、人類本来の営みの中に浸透していかなければ成功しません。地道に、世代を超えて継続して行く事業なのです。
by ohkimakoto
| 2012-03-02 00:00
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