昨日、3 月29 日はわたしたち夫婦にとって忘れることのできない記念日でした。今から40 年前のこの日、わたしたちは郷里の山形から夜行バスで上京、新生活をスタートしました。わたしが23 歳、家内が21歳の時です。
わたしは大学を、家内は看護学校を卒業したばかりだったので家財道具もあまりなく、2 間の借家が広く見えました。4 月10 日、満開の桜の下、大田区の洗足池近くの教会で挙げた結婚式は、文字通り友人たちの手作りの式でした。「若い2 人の旅立ちを何とか応援しよう」という友人たちの心に、何と元気付けられたことでしょうか。 あれから多くの歳月が流れました。子どもたちがすべて巣立った夫婦2 人だけの今年は、どうやら桜の開花が遅れ、東京は40 年前と同じ10 日頃に満開になるのではないかと思います。 悪夢の大震災から20 日近くが過ぎ、日本中の人々が復興のためにどんな応援ができるだろうかと考え、自分なりにそれを実行に移そうとしています。 昨日のサッカーの日本代表とJリーグ選抜の試合では、44 歳の三浦 和良選手がゴールを決め、被災地の方々のみならず、わたしたちにも勇気をあたえてくれました。「みんなが決めさせてくれたゴールでした」という彼の言葉が心に響きます。 時にはコントロールできない事柄に翻弄されるこの不確実で不安な人生。その中で頼りにできるもの、いや、頼りにしたいものがあるとすれば、それは人の心のやさしさではないでしょうか。 やさしさとは、相手の立場に自分を置くことです。相手の身になって感じ、考え、行動することです。自分のシナリオを押し付けるのではなく、相手の話に耳を傾けて理解することです。そして、このことが今のわたしたちの活動の根幹をなしていることは、疑いのないところでしょう。 40 年前のあの日から今日まで、わたしたちは数え切れないほど多くの方々のやさしさに救われてきました。心から、心から感謝しています。わたしたちも少しでもそのお返しができるようにがんばっていますが、まだまだ志半ばです。生涯を終えるまで続けたいと思っています。
by ohkimakoto
| 2011-03-30 00:00
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