いよいよ4 月です。以前にも書きましたが、四季が明確に区別できる日本では、古くから特に農作業において暦の果たす役割が大きかったようです。
それが拡大されて、農業以外の生活にも深く入り込むようになりました。衣替えの6 月1 日にサラリーマンが一斉に半袖のシャツに変わるのもその一例です。 今日は4 月1 日。暦では年度始め。入学式や入社式のシーズンです。外を眺めると、新たな気持ちで新たなことに取り組もうとする人々を、長い冬の眠りから目覚めて活動を開始した花々、特に桜の花が後押ししてくれているようです。 みなさま、今年の春は暦の助けを借りませんか。まだ余震が続き、原発の不安がぬぐい去れない中、確かに気持ち的にも実際の活動においてもなかなか本来の姿に戻れない現実はあります。しかし、わたしたちの暮らしは今日も明日も明後日も続いていきます。子どもは成長します。これを支えるための経済活動は活発に続けていく必要があります。 特にわたしたちが携わる活動は、健康と経済的自立と素晴らしい仲間を通して人々を幸せにする一大社会貢献事業です。今だからこそ、この事業の価値を多くの方々にお伝えしていかなければなりません。 今年は暦の助けを借りましょう。「年度始めの4 月になった。気持ちを切り替えて、よし、やるか! 」と。 わたしの座右の銘は、「今日は残りの人生の最初の日」です。20 数年間のサラリーマン生活を卒業して独立した1995 年に先輩から聞いた言葉です。 その年に先輩が熊本で行った研修に81 歳の男性が参加しました。研修の中で、左の端に「誕生」、右の端に「死」と書いた横線を使って人生を考えてもらう時間があります。「今、自分がどこにいるか横線の上のどこでもいいですから×を付けてください」と先輩が言うと、その81 歳の男性は何と「誕生」のすぐ横に×を付けました。人生80 年といいますから、本当は「死」のそばに付けるはずです。 先輩は尋ねました。 「左は『誕生』で、『死』は右です。左右が逆なんじゃないですか」 すると81 歳の男性はこう答えたそうです。 「いえ、これでいいんです。わたしはこれまででたらめな人生を過ごしてきました。ようやくそれに気付いたんです。これからどれだけ生きられるか分かりませんが、何とか少しでも取り戻したいと思います」 そして、こう結びました。 「わたしにとって、今日は残りの人生の最初の日です。だから一番左に×を付けました」 今日4 月1 日は、わたしにとっても、みなさまにとっても、被災された方々にとっても、そして、日本中のすべての人にとって「残りの人生の最初の日」です。今日からスタートしませんか。
by ohkimakoto
| 2011-04-01 00:00
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