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快適ゾーンから出る
 プレジデントクラブの南アフリカ旅行から帰国したトップリーダーの方々が最も感動したこととして挙げておられるのが、社長のジョン・ワズワースが高さ216m のブロークランズ橋からバンジージャンプをしたことです。先日、ジャンプの瞬間を撮影したビデオを見せていただきましたが、見ているだけで恐ろしくなりました。

 リーダーの条件の1 つとして「快適ゾーンから出る」というものがあります。組織を導く者にとって果敢に限界に挑戦する姿勢が大切であることは論を待ちません。ジョンは集まった世界のIPC リーダーを前にして、「タヒチアンノニの未来を担うリーダーとはどうあるべきか」の模範を示そうとしたのかもしれませんね。

 わたしたちにはみな、どうしても「快適ゾーン」に留まってしまう性癖があるようです。ある程度の満足が得られるとそこで留まってしまい、本当は力があるのにその力を発揮しないまま過ぎてしまうのです。すり鉢状の板の上に置いたボールと同じです。ボールは転がり続け、やがては最も低い場所に静止します。ずっとそのままです。ボールを自分が望む高い位置まで押し上げるには、重力に打ち勝つ力が必要になってきます。

 重力に打ち勝ってこの「快適ゾーン」を出るためのきっかけは、大きく2 つに分けて考えることができます。1 つは強制的なもの、もう1 つは自発的なものです。

 強制的なきっかけは、災害や事故、突然の病気など、自分ではコントロールできない出来事が起きたために変わらざるを得なくなる状態です。

 この状態への対応の仕方は「適応」という言葉で表現されます。辛く苦しいですが、適応しなければ生きていけませんから、前を向いて進むしかありません。わたしたちは今回の震災で、さまざまに適応しようとする方々の姿を見て感動を覚えています。

 これに対して自発的なものは、文字通り自分から進んで変わろうとする姿です。では、自発的に「快適ゾーン」から出るためのエネルギーはどこから生まれるのでしょうか。3 つ挙げたいと思います。

 1 つは「明確なビジョン」です。「1年後、3 年後にはこうなっている。だから今、思い切ってはばたく必要があるんだ」という考えです。

 2 番目は「燃えるようなニーズ」です。「今のままではだめ。変わらなければ」という思いです。

 そして3 番目は、「最初の1 歩を踏み出す勇気」です。

 ジョンにならってジャンプしてくださる方々がたくさん出てきてくださることを期待します。今年はジャンプするには最高の年だと確信します。
by ohkimakoto | 2011-04-29 00:00 | 人格を高める
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