モナコのビジョンリトリートから戻り、新宿のオフィスにいます。あいにくの曇り空ですが、7階の社長室から見る高層ビル群はいつになく輪郭がはっきりしていて、澄んだ空気に包まれていることが分かります。秋の到来ですね。
18日の日曜日、郷里の山形市の馬見ヶ崎川では1989年から恒例となっている大鍋による芋煮会が開催されました。子どもの頃泳いだ場所の近くの河川敷にしつらえられた直径6mの大鍋には、里芋3トン、牛肉1.2トン、こんにゃく3,500枚、ねぎ3,500本、味付けしょうゆ700リットル、隠し味に日本酒50升、砂糖200kg、山形の水6トンを入れ、6トンの薪(ナラ材)で煮炊きします。大鍋への食材の投入には一度も作業をしたことのない新品の、しかも食材をすくう部分がステンレスでできた特製フォークリフトが使われますが、グリースなどの潤滑油はきれいに洗浄し、代わりにバターやマーガリンを使うという気の遣いようです。27年続くこの行事、今や日本一の芋煮会としてのブランドが確立し、町おこしに一役買っています。 モナコのビジョンリトリートでうれしかったことの一つは、エドゥアルド・トゥアイラウがダニエル夫人を伴って参加してくれたことです。ご存じのようにエドゥアルドは、タヒチからの贈り物であるノニを世界中の人々の幸せのために届けるにあたり尽力したタヒチ側の人物で、彼の力がなければタヒチの行政府も、経済界も、そして一般の人々も、モリンダの事業に理解を示すことはなかったでしょう。 モナコでのエドゥアルドの体験談から、初期の頃の苦労を伺い知ることができました。ノニを商品化する話は、初めは誰も相手にしてくれなかったそうです。しかし彼はあきらめることなく、少しずつ理解者を増やしていきました。彼の不屈の努力のおかげでモリンダはタヒチアンノニ ジュースを世に出すことができ、タヒチの人々は継続的な雇用の機会を得ることができました。このモリンダの取り組みが認められ、2004年には国際連合の外郭団体である非営利組織ICCC(The International Council for Caring Communities)から社会貢献賞(Social Responsibility Award)を受賞しました。この賞は、全世界ならびに地方の定住地における生活の質の向上への傑出した持続的な働きを奨励し、表彰し、その認識を高めることを目的に設立されたものです。 以来、タヒチとモリンダとの緊密な関係は今日まで変わることなく続いています。昨年2月にカリフォルニアで開かれたインターナショナル リーダーシップカンファレンスにはタヒチの現職の大統領であるエドゥアルド・フリッチ夫妻が農務大臣夫妻を伴って参加し、世界中から集まった4,000人のIPCのみなさまを前に感謝の言葉を述べてくださいました。現在では他に類を見ないこの特別な関係を、開発途上国が数千年にわたって育んできた伝統と先進国の現代科学が融合することによって実現したビジネスモデルとして、大学のビジネススクールでの研究対象とする動きがあると聞いています。 タヒチとの関係はモリンダにとって大切な財産です。モリンダ設立以前から20年以上の歳月をかけて築いてきたこの財産は、今やモリンダを他社から際立たせる強力なブランドとなっています。わたしの願いは、タヒチとの関係を始めとするモリンダのブランドをさらに強化することによって、モリンダをこれまでのネットワークビジネスの枠を超えたスーパーネットワークビジネスにし、さらに多くの方々にモリンダが提供する解決策を試していただくことです。みなさまのご協力をお願いいたします。その願いに向かって、みなさまと協力し合いながら、一歩ずつ一緒に進んでいきたいです。
by ohkimakoto
| 2016-09-23 17:00
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