お盆を過ぎました。オホーツク海高気圧の例年にない張り出しのせいで、東日本から北日本にかけては梅雨のような天気が続いています。お元気でしょうか。離れて暮らす親族との久しぶりの再会を楽しまれた方も多いのではないかと思います。テレビのニュースでは、新幹線の駅や空港での再会と涙の別れの様子、そして高速道路の渋滞の状況を連日報道していました。
毎年2回、お盆とお正月に繰り返されるこうした光景を見るにつけ、もしかしたら人間にはもともと、先祖と子孫を結び付けようとする目に見えない力が働いているのではないかと考えてしまいます。子は父母や祖父母の息災を確かめ、親は子や孫の元気な姿に満足感とその後の人生への新たな活力を得ます。そして双方とも、これまで歩んできた人生をしみじみと振り返りながら、互いへの感謝の想いを胸に満たすのです。 子どもたちにとって親以外の信頼できる身内から語られる言葉や、普段は顔を合わせない親族と生活を共にする経験はかけがえのないものです。日頃から「短気な性格を直しなさい」と言われていたわたしの息子の一人も、わたしの母親からわたしが子どもの頃はとても短気だったことを聞いて、父親への親近感が増したようでした。いい思い出です。 先祖と子孫のこうした結びつきを鎖に例えた人がいました。わたしたちはすべて鎖の環(わ)の一つで、それが代々つながって今日に至っているのだと。その通りだと思います。わたし自身の先祖は、父方も母方も江戸時代末期までしか系譜をたどることができませんが、今のわたしが家族としての一つの環を作ることができたのは、代々の先祖がいてくれたおかげです。誰一人欠けても今のわたしは存在しませんでした。 わたしがモリンダに抱く特別な想いは、先祖と子孫を結ぶこの時間を超えた鎖がモリンダには脈々として存在するという事実によるものです。確かにモリンダの企業としての設立はわずか21年前ですが、そこに至るまでの数千年間、奇跡の植物ノニは南太平洋の島々に住む人々の手によって世代を超えて伝えられてきました。それを受け継ぐ特権をモリンダは得たのです。 モリンダの志は、「先祖の想いを受け継ぐ鎖の一つの強力な環」になることでした。なぜモリンダが伝統を大切にし、最先端の科学技術に再投資するのか、もうお分かりでしょう。先祖から受け継いだ大切な宝であるノニを子孫につなぐ環としての役割をしっかりと果たすために他なりません。 そしてもう一つ、環を強くするために忘れてはならないことがあります。それは、ノニという宝を受け継ぐわたしたち一人ひとりが、先祖たちがそうしたように、自分自身の体験に基づいて誠実に、先祖への尊敬と子孫への愛と思いやりをもって後世に伝えることです。伝わるものが本物ですから、伝えるわたしたちも本物でなければなりません。人を欺くいかなる偽りも、見せかけも、大言壮語も、偽装も、私利私欲も、あってはなりません。こうした偽りは環の強度を著しく弱め、先祖と子孫をつなぐ資格を失わせるからです。 さあ、サンフランシスコでは8月20日 から「2017 グローバル ビジネス サミット」が始まります。これまでの21年を振り返ると共 に、モリンダの環をさらに強くする方法を学びます。21年を超えてもさらに進化する企業に籍を置けることに 心より感謝しております。
by ohkimakoto
| 2017-08-18 17:00
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