2017.12.01
 いよいよ12月ですね。2017年の締めくくりの月がやって来ました。強烈な寒波により北海道を始め北日本では悪天候が続いています。今年最後のこの月がみなさまにとって1年のまとめとして実りある月となり、新たな年をわくわくした気持ちでお迎えになられるように願っております。

 さて、わたしはこの10年間、モリンダのブランド価値についてのわたしの想いを、いろいろな場で繰り返しお伝えしてきました。それこそがわたしに期待されている最も大切な役割であると確信しているからです。

 わたしがモリンダ ジャパンの社長(当時はモリンダ インクの日本支社長)を拝命して間もなく、一つの運命的な出逢いがありました。当時アメリカ本社で副社長をしていたデヴィッド・ウォーレンです。ハーバードビジネススクールを出た優秀な人物で、モリンダのヨーロッパ市場を担当の後、本社に異動して副社長に昇格しました。互いに『7つの習慣』に傾倒していたことから急速に親しくなり、彼が日本を訪問する時には必ずスタッフへのビジネストレーニングを担当してもらうようになりました。日本でのビジネス経験があり、世界の中で日本が置かれている状況を熟知した彼の口から出る言葉は、すべて腑に落ちるものでした。

 彼はとりわけ、日本の経営責任者であるわたしの役割に大きな関心を寄せ、こう進言してくれました。「黄木さんは日本のトップとして、しなければならない大切なことがあります。それに専念してください。それ以外の、他の人でもできることは一つ残らず委任してください」

 彼のこの言葉があって今のわたしがあります。わたしは彼の進言に従い、一つのことに集中してきました。それは、「みなさまの心に、そしてみなさまの周りにおられるまだモリンダをご存じない無数の方々の心に、モリンダのミッション(モリンダの存在意義)とビジョン(モリンダが目指す姿)とパッション(情熱)をお届けすること」です。幸いにもモリンダ ジャパンには優秀なスタッフがいますので、残りの業務はすべて委任することができています。

 社長就任以来10年の歳月が流れ、今、まだ道半ばではありますが、この取り組みの結果が少しずつ出始めていると自負しています。巷では、「モリンダは違う」というコメントをよく聞くようになりましたし、他のネットワークビジネスの経験者の方々から、「望んでいたけれども無理だろうなと思っていた理想の姿がモリンダにはありました」というお褒めの言葉をいただいています。確かに「伝統と科学を重んじ、人を大切にする」という企業文化は、みなさまのご賛同とご協力があって、モリンダの真の価値を示す概念として広く浸透してきました。特に「人を大切にする」という部分はモリンダの真骨頂です。

 わたしたちはみな不完全ですが、それを謙虚に自覚しながらも高邁な志を持って互いに助け合う時に、大きな成果を期待することができます。作家の曽野 綾子さんは日本という国家の特質をこう書いています。「日本は多分、世界一の水準を保った日常性に恵まれるようになったのだ。……それを社会はここまでやってのけた。私たちの正直で勤勉な先輩と、賢い同世代人のおかげである。日本の最大の資産はこういう上質の同胞である。」(「小さな親切、大きなお世話」産経新聞2017年11月26日付 )

  不正や欺瞞が横行するネットワークビジネス業界にあって、わたしはモリンダの中に「上質の同胞」がますます増えて、共に「上質」な社会を築いていけることをうれしく思っています。「人を大切にする」とは人の可能性を最大化することであり、その可能性の中心には、能力のみならず人としての豊かな精神性や倫理観が存在すると信じているからです。
by ohkimakoto | 2017-12-01 14:50 | 2017年分
<< 2017.12.08 2017.11.24 >>



モリンダ ジャパン社長 黄木信からのメッセージ
by ohkimakoto
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31