2017年 06月 02日 ( 1 )
2017.06.02
 四季の移ろいにみずからの人生を重ねながら、自然との融和の中で心の豊かさを育んできた日本人。中でも最も短い表現形式である俳句に織り込まれた季語は、自然へのキーワードのような気がします。さしずめ今の季節を代表する季語は「青もみじ」。季語として正式に含まれているわけではありませんが、秋に茜色に染まるもみじが初夏の日差しをいっぱいに受けて透き通るような緑の葉を広げるさまは、生命の力強い営みを感じさせます。いい季節になりましたね。

 今週の月曜日、とても楽しみにしていた集まりがありました。31年前からの6年間、末の娘がお世話になった保育園の評議会です。このたび、この保育園の理事会により評議員への推薦を受け、謹んでお受けすることにしました。

町田市南部にあるこの保育園は定員110名の施設で、創立46年。創設者である初代理事長が青山学院女子短期大学児童教育学科の教授ということもあって、しっかりした保育理論に基づいた運営が行われてきました。初代理事長が他界した現在、理事長職は娘が在籍中に担任としてお世話をいただいた方が行っています。娘が卒園してから保育園に足を運ぶことはなくなりましたから、25年ぶりの再会でしたが、保育に対する情熱は当時のままで、昔の話に花が咲きました。

わたしたちにとって保育園との出逢いがあったのはすぐ上の子が9歳の時でしたから、それまでの4人の子育てと比較すると経済的にも気持ち的にも多少の余裕がありました。もっと言えば、「子育て再チャレンジ」のような想いだったと記憶しています。ですから、幼児教育の専門家である理事長やその考えを実践しようとしておられる先生方からは積極的に多くを学ぶことができました。毎月理事長や他の専門家を講師として開催していた育児講座には欠かさず出席していましたし、先生方と親とのコミュニケーションの手段である毎日の連絡帳もほとんどわたしが書き、日々の生活から得られる子育てについての学びを共有していました。連絡帳は6年間で25冊にもなり、今でも大切に保管してあります。

6年間の保育園との交流の中でわたしが最も影響を受けたのは、自然との触れ合いにより感性を育むという考え方でした。別に大げさなことではなく、道端のタンポポの綿毛を吹いて飛ばしながら「こうやるとタンポポさんの仲間が増えるお手伝いができるんだよ」と教えてあげたり、珍しく雪が積もった日などは、誰も踏んでいないところを一緒に歩いてザクザクという雪の感触を楽しんだり、夕焼けを見ながら「明日もいい天気になるね」と言ったりします。こうした経験が果たして娘の成長にどんな影響を与えたかは定かではありませんが、娘が自分の2人の子どもにも同じようなことをしているところを見ると、少しは役立ったのかなと思っています。

ノニが数千年の時を経て現代まで語り伝えられてきたのも、もしかしたら親子のこうした自然との触れ合いからではなかったかと想像します。そこにはわが子の健やかな成長を願う親の愛があったことでしょう。

このたび評議員という立場ではありますが、再び子育ての現場を見る機会があたえられたことをとてもうれしく思っています。これまで学び経験してきたことを少しでも社会のためにお役に立てればと願っています。モリンダ も子育ても原則は同じなのですから。
by ohkimakoto | 2017-06-02 17:45 | 2017年分



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