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2015.08.28
 地球温暖化現象の一つでしょうか。発生する台風の数が例年に比べて多く、しかも日本近海の海水温が高いため日本列島に近づいても勢力が衰えません。沖縄で予定しておりました「黄木 信講演会」は台風の影響で一度延期となり、その代替日であった今週月曜日も台風15号の影響で中止にせざるを得ませんでした。わたしの講演会に期待を寄せてくださっていた沖縄のみなさまに心よりお詫びを申し上げますとともに、11月の講演会でお会いできますことを心待ちにいたしております。また、水曜日の鹿児島での講演会は何とか開催することができましたが、家屋や車に被害を受けながらも参加してくださったIPCの方がいらっしゃいました。モリンダへの想いの強さに頭が下がります。

 さて、日曜日のNHK総合テレビジョンの「NHKスペシャル」で小笠原諸島の西之島を特集していました。東京から南へ1000kmの西之島の近くで海底火山が姿を現したのが昨年の11月。現在では直径およそ2km、高さ140m以上に成長し、地続きになった西之島のすべてが流れ出た溶岩で覆い尽くされる勢いです。海底火山が一度にこれほどの量の溶岩を噴き出し続けた例は過去になく、科学者たちの関心は高まるばかりです。

 しかし、科学的な調査をしようにも活動中の火山ですから思うように近づけません。そこで番組では、島から4kmの場所に停泊させた母船から遠隔ロボットを用いて島に近づき、調査をすることにしました。このプロジェクトには、日本を代表する火山、海洋、生物など第一線の科学者が集結し、西之島の謎を徹底的に解明していきます。もともとこうした番組が大好きな妻とわたしは、文字通り番組に釘付けになりました。

 無線操縦のヘリコプターが撮影した、噴石を吹き上げる火山の真上からの迫真の映像。揺れる母船の上のマットにヘリコプターを着陸させる神業とも言える操縦技術。そのヘリコプターから吊り下げた装置や360度カメラでの岩石の採集や鳥の生態の撮影。どのシーンも、一瞬たりとも見逃したくない手に汗を握る迫力の映像の連続でした。

 でも、わたしが感動したのは、ロボットが撮影した映像そのものだけではありませんでした。この番組をご覧になった方でしたらお分かりでしょう。プロジェクトに参加した第一線の科学者や技術者のみなさんが、失礼な言い方かもしれませんが、一つひとつの発見やミッションの達成にまるで子どものように目をキラキラ輝かせながら喜んでいるのです。

 とっさに、どこかで見た光景だと思いました。それは1998年の秋、翌年2月の日本市場の正式オープンを前に創設者たちが来日し、アドベンチャーに満ちたモリンダのストーリーを日本の人々を前に初めて語ったあの時の姿そのものなのです。

 通訳としてその場にいたわたしは、それまで関わった複数の同業他社での経験から、ネットワークビジネスの経営者には相容れない想いを抱いていました。人前ではどんなにきれいごとを並べても本心では金儲けのことしか考えていない、どうせそんな連中だろうと考えていたのです。

 しかし、モリンダの創設者に初めて会ったその晩、わたしの考えは覆されました。一人ひとりがまるで子どものように純粋に、自分のノニの体験を日本の人々に知ってもらいたいとの一途な想いで語りかけているのがひしひしと伝わってくるのです。それは、わたしが感じたことのないすがすがしさでした。

 あれから17年の歳月が流れ、モリンダも大きな進化を遂げてきました。しかし素晴らしいのは、わたしが最初に感じたあのすがすがしさが、今もなお創設者の一人ひとりから感じられることです。モリンダのメッセージをお伝えするわたしたちも、いつまでも同じ想いでいたいものです。
by ohkimakoto | 2015-08-28 09:37 | 2015年分
2015.08.21
 季節の移ろいは律義なもので、お盆を過ぎるとあれほどの猛暑も影を潜め、時折吹く風に心地良さを感じるようになりました。今週は札幌で「黄木 信講演会」を行いましたが、北の大地の自然は早くも、来るべき実りの秋とその後の長い冬に向けて備えを開始したようです。
 先日、高校のクラス会の案内が来ました。「卒業50周年の節目の年でもあるし担任も出席するので、万障繰り合わせて出席願いたい」との幹事からの言葉が添えてありました。わたしはと言えば、残念ながらこれまで一度も出席したことがありません。仕事や家族のことで忙しく、それどころではなかったからです。正直、担任や級友との再会には心惹かれるものがありましたが、必ずと言っていいほど先約があって、それを変更してまで出席する気持ちにはなれませんでした。しかし、今年は「出席」の返事を出しました。
 わたしの高校生活は、人生の中でどちらかと言えば暗い部分でした。母親が独りで生計を立てていた関係で早くから大学進学をあきらめ、親しい友人のほとんどが進学校を目指す中で就職に最も有利な高校として選んだのが工業高校の機械科でした。ところが、入学してすぐに「これで良かったのか」と思うようになりました。工業高校では入学当初から普通科と並行して専門科目の授業が始まります。今でも思い出します。専門科目は全科目同じモスグリーンの表紙の分厚い教科書。開くと訳の分からない数式や専門用語が並んでいます。授業は無味乾燥。専門科目の教師は長年にわたって何度も同じ教科書を使いながら同じことを教えてきた職人のような人たちです。自分には合わない世界だと思うようになりました。学業の上での初めてのつまずきでした。
 自分の判断が間違いだったことに気付いたわたしは、進路の変更を模索します。親を説得し、日本育英会の奨学金を得ての大学進学を目指すことにしたのです。もちろん文系です。受験に関係のない専門科目の授業は極力手を抜くことにしました。成績も赤点を取らないぎりぎりの線でパスする作戦です。当然のことですが、そうしたわたしの態度に、専門科のベテラン教師たちからは厳しい目が向けられるようになりました。苦しい毎日が続きました。
 そんなわたしを救ってくれたのが、まだ若かった担任と級友たちでした。担任は専門科の教師の1人で、担任としての経験はわたしたちが最初でした。それもあって思い入れが強かったのだと思いますが、とにかくコースから外れたわたしも含めて生徒一人ひとりを、可能性を秘めた存在として大切にしてくれました。
 授業そのものでは級友から助けられました。専門科目では実習での作品製作やレポートの提出などがありますが、同じ班の仲間が全面的に協力してくれました。卒業時にはフランジという部品を設計し図面に起こして提出しなければならないのですが、それも同じ班のO君がわたしの代わりにすべて描いてくれました。わたしは数字を記入するだけでした。
 そんな担任と級友たちに、50年ぶりに会いに行きます。そして、担任をはじめ仲間の一人ひとりに心からの感謝を述べてきたいと思います。あの苦しい中での仲間としての温もりがあったからこそ、今の自分があると確信しているからです。 
by ohkimakoto | 2015-08-21 00:00 | 2015年分
講演スケジュール 2015年9月~2015年10月
2015年8月~2015年9月(PDAファイル形式で表示されます)
by ohkimakoto | 2015-08-18 17:28 | 【講演スケジュール】
2015.8.14

 残暑が続きます。いかがお過ごしでしょうか。今日は814日。子どもの頃、わたしの故郷では近くの薬師堂の境内にやぐらが組まれ、盆踊りが行われました。太鼓を叩くのは町内の自転車屋のお兄ちゃん、三味線と歌は向かいのパーマ屋さんのおかみさん、そしてやぐらの上で踊るのは、きれいにお化粧をした浴衣姿のパーマ屋さんのお嬢さんでした。3人ともまぶしく輝いて見えました。

 夜店もたくさん出ていました。今では金魚すくいや風船釣りが定番ですが、昔は怪しげなものもありました。「忍術」と称して石を縄でくくりつけた棒を立てて見せ、その「極意」を書いた薄っぺらな冊子を高い値段で売りつける人や、墨を含ませた太い筆を震わせながら蛇の形を描き、それに赤い落款(らっかん)を押してありがたい「お守り」として売る人。「ああ、覚えている」とおっしゃる方もおられるのではないでしょうか。終戦からまだ10数年。皆が生きるのに精一杯の、まだまだ貧しい時代でした。

 あれから60年。今、盆踊りのやぐらが組まれ怪しげな行商人が店を出していたあの境内はすっかり整備され、当時の面影はありません。通り沿いに並んでいた雑貨屋やアイスクリーム屋、プラモデルの店、洋品店は、通りの拡張のために立ち退きになりました。確かに、町並みはきれいになりました。でも、どういうわけか昔のような活力は感じることができません。あの60年前の、どこにでも漂っていたそこはかとない活力はどこに行ってしまったのでしょうか。

 そんなわたしの疑問に答えを与えてくれたのが、組織論の第一人者でLeadership and New Science『リーダーシップとニューサイエンス』(東出顕子訳/ 英治出版)の著者でもあるマーガレット・J・ウィートリーの次の言葉です。「混沌と安定の狭間にある時、人は最も成長する」

 幼いわたしが見た60年前の世界は、戦後の混沌とした状況下で新たな安定した生活を求めて懸命に働いていた人々のエネルギッシュな姿でした。あのそこはかとない活力は、ウィートリーの言葉を借りれば、混沌と安定の狭間にいた人々の「最も成長する」姿から醸し出されたものだったのでしょう。

 わたしたちが今置かれている状況も同じではないかと感じるのです。わたしたちが属しているネットワークビジネス業界は、残念ながら混沌の域を脱しているとは言えません。かんたんに成功できるとのうたい文句で人を集め、科学的に根拠のない商品を言葉巧みに売りつけて在庫の山を抱えさせ、多くの犠牲者を出している企業が次から次へと生まれては消えています。信頼関係が支えになるはずのビジネス形態であるにも関わらず、トークやテクニック優先のリクルート手法が幅を利かせているのです。

 そうした中でモリンダは、業界の混沌とした状況から抜け出して安定へと移行するさまざまな努力を重ねてきました。「伝統と科学を重んじ人を大切にする」という企業文化を前面に押し出すことにより、目指す安定した姿をお見せしてきたのもその1つです。その努力の中で、モリンダという企業もIPCのみなさまも成長を遂げてきました。

 自信を持ってください。成長のただ中にあるわたしたちには今、活力がみなぎっています。人として器を大きくすることを決して怠ることなく、さらに多くの人々を安定へと導きましょう。モリンダが提供する哲学と仕組みがそれを可能にしてくれるのですから。


by ohkimakoto | 2015-08-14 00:00 | 2015年分
2015年8月 月例ミーティング 社長 黄木 信 メッセージ
モリンダ ジャパン主催の2015年8月に行われた月例ミーティングで使われたモリンダ ジャパン社長 黄木信からのメッセージです。
by ohkimakoto | 2015-08-12 00:00 | 【動画メッセージ】
2015.08.07
 「2015年 ジャパン ビジネスサミット」から1週間が過ぎました。明日は東京をはじめ一部のセールスオフィスで月例ミーティングが開かれます。サミットでの感動を思い起こすとともに、今後半年間の活動に向けて決意を新たにする機会としていただければと願っております。
 個人で、あるいはグループのみなさまと一緒にサミットの内容のおさらいをする時は、まず全体像を理解するようにしましょう。モリンダがそもそも何を目指しているのか、そのために何を重視しているのかに注目してください。そうすれば、提示された戦略の一つひとつへの理解が深まり、効果的に実行に移せるからです。
 以前にもご紹介したと思いますが、『7つの習慣』の著者であるスティーブン・R・コヴィー博士によれば、わたしたちがリーダーシップを発揮していくには3つの能力が必要とされます。「専門能力」と「コミュニケーション能力」、「全体を見通す能力」です。この中で、モリンダ活動を行ううえでわたしが特に大切だと感じるのは、3番目の「全体を見通す能力」です。
 全体を見通す時にわたしがよく使うキーワードは「そもそも」です。「どうも腑(ふ)に落ちない」、「理解できない」と感じることがあったら、「そもそも何のため?」とか「そもそも何を考えてのこと?」とか「そもそもどこから始まったことなの?」とか「そもそもなぜ必要なの?」とか考えてみるのです。そうすると不思議なことにふっと余分な力が抜けて、今まで見えていなかったことが見えてきたりするものです。
 先日、素敵なご夫婦がモリンダ ビルディングに来てくださいました。ご夫婦で音楽活動をしておられる亀山 法男さんと勝子さん。NHKの高校講座で長い間音楽を担当された後、「亀さん企画」としてお二人で幅広い音楽活動を展開中です。ぜひお二人のホームページやYouTubeで紹介されているパフォーマンスをご覧になってください。とっても楽しくエネルギッシュで、思わず引き込まれます。
 このお二人をみなさまにご紹介する理由は、まさに「そもそも」で活動しておられる方々であると感じたからです。音楽が取り持つ「出逢い」を重ねることによる「心の触れ合い」を実現したい。何よりも音楽の楽しさを一緒に味わいたい。そのためならジャンルは何でもいい。演奏場所もどこでも構わない。学校でも刑務所でも出かけて行く。お二人の姿からは、ご自分たちの生き方についての迷いが微塵(みじん)も感じられません。まさに「そもそも」ライフです。
 モリンダの「そもそも」は「人の役に立つ存在になること」だとわたしは解釈しています。これは世代を超えてわたしたちが受け継いできた大切な志です。この観点に立ってわたしたちの心の「時間」と「空間」を広げ、自分に何ができるかを考えてみませんか。
by ohkimakoto | 2015-08-07 10:11 | 2015年分
8/7⇒8/24 沖縄講演会変更分 講演スケジュール 2015年8月~2015年9月
2015年8月~2015年9月(PDAファイル形式で表示されます)
by ohkimakoto | 2015-08-05 09:36 | 【講演スケジュール】



モリンダ ジャパン社長 黄木信からのメッセージ
by ohkimakoto
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