タグ:可能性を解き放つ ( 4 ) タグの人気記事
2017.03.24
東京では火曜日は冬に逆戻りしたような冷たい雨に見舞われたものの、靖国神社のソメイヨシノの標本木の開花が5輪に達し、正式に桜の開花が宣言されました。春は確実に近づいています。

 2017 ジャパン ビジネスサミットが盛況のうちに閉幕しました。ご参加いただいたみなさまには心より感謝申し上げます。エンディングでの祝砲の後で天井から舞い降りたテープにはこう書かせていただきました。「可能性を解き放つ!」

 モリンダの可能性の核心をなすのは、誰もが願う「健康」と「見た目の良さ」と「経済的自由」の実現を支援するというモリンダの存在意義です。これは、日本を始めとする先進諸国が共通して抱える少子高齢化への有効な打開策となり、社会貢献につながります。歳を重ねても継続的な収入に裏打ちされた健康で若々しくはつらつとした生活を送る人々が少しでも増えれば、支える人と支えられる人とのバランスの改善が期待できるからです。

 モリンダが20年以上にわたって行ってきたことを一言で言えば、ブランドの確立でした。継続的な繁栄を願う企業にとってブランドがどれほど大切かは今さら言うまでもありません。世代を超えて人々の幸せな生活に寄与しようとしているモリンダが、ノニの伝統を大切にすると同時に更なる研究開発のために最先端の科学への再投資を行ってきたのは、まさにブランドの確立のためでした。その結果わたしたちが得ているのは、一朝一夕では決して勝ち取ることのできない、揺るぎない信用と信頼です。

 そして、サミットでも触れましたが、モリンダにはもう一つ大切なブランドがあります。そうです。この事業に携わるわたしたち一人ひとりが築く「人」としてのブランドです。人財育成のコンサルティングの世界からこの業界に身を転じたわたしの最大の関心事は、関わってくださる方々のブランド価値を高めるお手伝いをさせていただくことでした。なぜなら、お一人おひとりが築くブランドの集大成がモリンダの企業としての価値に大きく寄与すると確信していたからです。そして、伝統と科学とは異なり、「人」としてのブランドの構築はみなさまとの共同作業によって初めて実現できることです。この想いは今も変わりません。

 では、どうしたら人としてのブランドを築けるのでしょうか。『7つの習慣』のスティーブン・R・コヴィー博士は、「能力と人格の双方に働きかけて自分磨きをすることにより信頼性を高める」ことだと教えてくれています。

 一つのヒントとしてわたしの友人を紹介しましょう。30年前からお世話になっているヘアーサロンのマスターです。男性客を美容院に奪われて経営が苦しいヘアーサロンが多い中で、予約制の彼の店は毎晩10時頃まで明かりがついています。もちろん正規の料金です。彼のユニークな点は、日々の研究による抜群の技術力と、どのような客とでもまともに話ができてしまう知識量の豊富さ、そしてどんなに忙しくても毎日1時間以上かけて徹底的に行う掃除です。ですからわたしのように何十年も通い続ける客、引っ越してもわざわざ電車に乗ってやって来る客が多くいます。数年前の話ですが、勉強熱心な彼に懇願されて、カットをしてもらいながら時間管理のレクチャーをしたこともありました。

 このマスターのヘアーサロンはこれからも繁栄を継続していくことでしょう。なぜならコヴィー博士が言うように、「能力」と「人格」に働きかけることによって自分を磨き、個人のブランドを築いてきたからです。彼に対して絶対的な信頼を寄せているわたしのような常連客は、今まさにわたしがしているように、頼まれなくても宣伝してしまいます。

 わたしたちも個人としてのブランドを築きたいと思います。決して大それたことを考える必要はありません。ヘアーサロンのマスターのように、例え小さなことでも、信頼を得るために大切だと思うことを日々誠実に続けるだけです。「自分が変わり、人が変わり、世界が変わる」のですから。 
by ohkimakoto | 2017-03-24 17:00 | 2017年分
2014.05.23
 今日は大切な友についての話です。わたしとこの友とはちょうど50年の付き合いになります。同じ山形の工業高校の機械科に入学しました。スキーで有名な蔵王の中腹の村からバスで通っていました。

 後で本人から聞いたのですが、入学試験ではクラスで最低の成績だったそうで、考え方や行動も他のクラスメートとはちょっと違った存在でした。しかし、わたし自身も入学して少ししてから進路を文系の大学への進学に変えたので、それぞれ互いを良き理解者として大切にするようになりました。

 卒業後、わたしは1年浪人して大学に進みましたが、彼は地元の機械メーカーに就職しました。彼はここでもユニークな存在で、高校時代と変わらない坊主頭で、天候に関係なくゴム長靴を履き、傘を持って出勤していたようです。

 そんなある日、たまたま会った彼から思いもよらないことを聞かされます。大学進学の準備をしていると言うのです。信じられませんでした。高校時代のあの勉強ぶりから考えると、とうてい無理だと思えたからです。でも、内心うれしくもあったので、「おまえならできるよ」と言って励ましました。次の年、彼は志望する大学に入学しました。

 次に連絡があったのは、彼が就職した東京の会社からでした。「この文章を英語でどう表現したらいいのか分からないんだけど、教えてくれる?」彼は大手貿易会社に就職していました。そこで、アメリカ相手の貿易実務を行っていたのです。驚きました。高校時代、彼にとって英語は最も不得意な科目だったからです。

 それから数年後、その彼が新婚旅行も兼ねて、当時アメリカに留学していたわたしたち家族に会いに来ました。そこでもまた驚かされます。結婚した相手の女性は同じ貿易会社の同僚で、今度会社を辞めて彼女のお母さんが経営する大型雑貨店の社長になるとのことでした。

 都心の駅近のアーケードの中に位置するその店はかなり規模も大きく、化粧品から呉服、キャラクター商品まで、いろいろなものを扱っていました。彼は同じアーケードの中に若者向けのショップを開設したりしながら事業の拡大を図りました。

 しかし今年、彼は一大決心をします。35年間続けてきた事業に区切りをつけ、店舗スペースを他の業者に貸し出すことにしたのです。先日、彼からこんなメールが届きました。

 「今後は、①よぼよぼじいさん、②ごろごろじじい、③スーパーランナー、④プロランナー。①②は家族の予想で、③④は本人の目標&希望です。今後ともよろしくお付き合いお願いします」

 50年経った今でも励まし合えるこんな友がいることをうれしく思います。これからも彼は、自分の可能性を解き放つことにより、前と同じようにわたしたちを驚かせてくれることでしょう。とても楽しみです。うれしいことにその彼が、6月のわたしのモリンダ ビルディングでの講演会に出席してくれることになりました。わたしも負けていられません。
by ohkimakoto | 2014-05-23 00:00 | 2014年分
2014.01.24
 先週の月曜日は成人式でした。この日はIPC主催のわたしの講演会があり新幹線での移動でしたが、駅では振袖姿の若い女性が慣れない足取りで寒風の中を歩く様子がなんとも初々しく、また微笑ましく見えました。成人式を迎えられた方々に、そしてお子さんやお孫さんを20歳のこの時まで慈しんでこられたみなさまに心からお祝いを申し上げます。自立に向かっての第一歩ですね。

 成人式を迎える娘を持つある父親の言葉が胸に響きます。「悔しいけど、うれしい」。このお嬢さんは東日本大震災の津波で命を落としました。成人式には友達と一緒に写真での参加となりました。娘をこよなく愛していた父親は、この日のためにアルバムの中から一番いい表情の写真を選びます。そしてそれを加工して、成人式の時に着せたかった振袖を着せます。でき上がった写真を見て、父親は言うのです。「悔しいけど、うれしい」

 子どもの頃に交通事故で両親を同時に亡くした方の話がテレビで紹介されていました。一瞬にして不幸を背負うことになった彼女ですが、周囲の人々の温かい支えを受けて育ちます。喜んで受け入れてくれた親戚の家族、学校の友達。みんなやさしく親切でした。でもある夜、ふと考えます。「もし両親が生きていたらどうなっていたのだろうか?」彼女の心に浮かんできたのは、「悲しいけど、うれしい」という言葉でした。

 人生には自分ではどうすることもできない、思いがけないことが起きます。悔しく、悲しい、できることなら起きてほしくなかった出来事です。そして、自分が1人の人間としていかに無力かを思い知らされるのです。

 そのような悔しく悲しい想いは、記憶というものが存在するかぎり人の心から消すことは難しいでしょう。それは、津波で娘を失った父親や両親を事故で亡くした女性も同じでした。にもかかわらず彼らの口から出た「うれしい」という言葉はどうして生まれたのでしょうか?

 アインシュタインの言葉にヒントがあります。「わたしたちを取り巻く問題は、その問題が起きたのと同じレベルでは解決することはできない」。つまり、自分が置かれた状況のままで解決を図るのではなく、視野を広げて過去・現在・未来を俯瞰(ふかん)し、そこに関わったすべての人や出来事に想いをはせることにより、人の心はあらゆるものを受け入れることのできる可能性を解き放つのだ、という意味です。

 人には弱さがあります。ましてや過去の出来事は変えることはできません。しかし、自分を取り巻く人や事物を通して心の視野を少しでも広げることができれば、また新たな世界が開けてくるのではないでしょうか。

 ジョン・ワズワース社長は最近よく「みなさまは独りではありません」という言葉を口にします。彼もまた希望を失った時に新たな世界を見た人でした。そして、その後の出逢いの積み重ねが彼の視野を大きく広げていきました。

 モリンダ ジャパンも間もなく15周年を迎えます。たくさんの方々の支えを受けて今があることを忘れないようにしたいと思います。そしてどんな時でも、関わってくださる方々に「でも、うれしい」と言っていただける会社にしたいと願っています。
by ohkimakoto | 2014-01-24 00:00 | 2014年分
2013.12.20
 クリスマス前のひとときをいかがお過ごしでしょうか。今年お世話になった方々、加えてこれまでわたしたちを導いてくださった方々のことを振り返ると、感謝の想いが心に満ちてきます。この心のぬくもりを1年を通じて持ち続けることができたら、世の中はどんなにか平和になることでしょうか。

 さて、今回は「品格の3つの柱」の2つめ、「より以上のものをめざして生きる」です。人の可能性は偉大です。わたしが生まれたのは戦後間もなくの頃で、手塚治虫さんの『鉄腕アトム』や『鉄人28号』などのいわゆる空想科学漫画が描く世界に胸を躍らせたものです。あれから60年、今では漫画に描かれた世界が現実になりつつあります。

 しかし、人の偉大な可能性は能力に限ったことではありません。わたしがよく引用する話にポーランドの作曲家であり演奏家でもあるパデレフスキーのコンサートのエピソードがあります。ステージに登場する直前、会場にいた男の子がステージに上がり、パデレフスキーが弾くはずのピアノに座って曲を弾き始めました。この前代未聞の出来事に誰もが最悪の結果を予期しました。

 ところが、ステージの袖からそっとその男の子に近づく紳士がいました。そばに来ると、彼は男の子の肩越しに両腕を伸ばして、伴奏をし始めたのです。曲が終わると、聴衆は総立ちで拍手を送りました。

 そうです。伴奏をしたのはパデレフスキー本人でした。彼はとっさに考えました。「みなが途方にくれている中で、問題を解決することができる人がいるとすれば、それは自分しかいない」。わたしはこの話を思い出すたびに、「人ってこんなにも素敵なことができるんだ」と思い、胸が熱くなるのを覚えます。

 先日テレビで、アメリカの小学校でのある出来事を紹介していました。11歳の男の子ががんに侵され、入院します。退院はしたものの、抗がん剤の影響で髪の毛がすっかり抜け落ちてしまいました。恥ずかしいので野球帽をかぶって登校しました。みんなの視線が気になります。次第に学校へ行くのがいやになりました。それを見た1人の男の子がみんなに呼びかけます。そして知り合いの床屋さんの協力も得て、クラスの17人の男の子のうち15人が坊主頭になりました。「みんな君と一緒だよ」というメッセージを伝えたかったのです。

 人は能力と人格の双方において素晴らしい可能性を持った存在です。では、その可能性をどうしたら解き放つことができるでしょうか。

 3つの提案をしたいと思います。

1. 自分に可能性があると信じること
2. 人にも可能性があることを信じること
3. 自分と人の可能性を解き放つために役立つことを実行すること

 身の回りの小さなことから始めましょう。パデレフスキーや15人の少年たちのように、「自分にできることは何かないだろうか」と考えましょう。そうすれば、これまでとは違った別の世界が開けてきます。そうです。可能性を解き放つのです。
by ohkimakoto | 2013-12-20 00:00 | 2013年分



モリンダ ジャパン社長 黄木信からのメッセージ
by ohkimakoto
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
検索
FBバナー


カテゴリ
全体
2017年分
【講演スケジュール】
【動画メッセージ】
2016年分
2015年分
2014年分
2013年分
2012年分
生きるヒント
人格を高める
夢の実現
能力を高める
お大切の心
家庭を豊かにする
モリンダ社を知る
お知らせ
最新の記事
2017.12.15
at 2017-12-15 14:50
講演スケジュール 2018年..
at 2017-12-15 14:38
2017.12.08
at 2017-12-08 14:50
2017.12.01
at 2017-12-01 14:50
2017.11.24
at 2017-11-24 14:50
タグ
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧