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2015.05.01

 大型連休の半ばですが、いかがお過ごしでしょうか。近くの川沿いのサイクリングロードを走っていると、流れのあちらこちらから産卵の季節を迎えた魚の跳ねる音が聞こえてきます。しばらく経つと、卵からかえった無数の稚魚が群れをなして水面近くを活発に泳ぎ回るようになります。まるでさざ波が立っているかのようです。毎年変わらず繰り返される自然の営みです。

 みなさまにお届けしているこのメッセージ「幸せの仕掛人」シリーズも年を重ね、今月で8年になります。モリンダ(当時はタヒチアンノニ)日本支社長就任の2007年以来みなさまのご支援を受けながら継続できていますことを、スタッフともども心より感謝いたしております。もとはと言えば、当時の本社社長のケリー・オルセン(現・最高マーケティング責任者)から「IPCのみなさまとのコミュニケーションをもっと充実させるように」との指示を受け、その1つのアイデアとしてスタートしたものでした。おかげさまでこの8年間、たくさんの方々にご愛読いただくことによってモリンダの価値をお伝えできているのではないかと考えております。

 先日、社長室にお越しいただいたある女性の方の言葉が忘れられません。35年間生命保険の外交のお仕事を続けてこられた方です。「長い間トップセールスを続けてこられた秘訣は何ですか?」との問いにこう答えてくださいました。「まずは健康ですね。もう1つは、当たり前のことを当たり前に続けることです。それが難しいんですよ」

 確かにその通りだと思いました。健康を維持することの大切さも、当たり前のことをやり続ける価値も、時間が経って初めて分かることだからです。

 スティーブン・R・コヴィー博士は著書である『7つの習慣』の中で、その原則を「農場の法則」と名付けています(P.14参照)。農場で育つどんな作物も、種をまいてすぐに収穫できることは決してありません。長い間水や肥料を施して世話を続けなければなりませんし、雑草が伸びる真夏には除草をし、養分が奪われるのを防がなければなりません。そうした努力が秋の収穫でようやく実を結ぶのです。このプロセスに一夜漬けは通用しません。手を抜けば必ず結果に影響します。ごまかしは効かないのです。

 以前この欄でご紹介した元大阪成蹊大学経営学部教授の山本憲司先生から、松下 幸之助翁の考える教育の大本(おおもと)を教わりました。幸之助翁は、「生き方」の中心である「知・情・意」の育成を図ることが「教育」の中核をなす、と教えました。しかし同時に、今の教育は教える側も教わる側も「知」に偏して、「情」や「意」を育むことを軽視していると懸念しています。本来ならば「情」が育つことによってあらゆる困難をものともしない意志力としての「意」が生み出され、それが「知」を蓄積する原動力になるべきところが、結果を焦るあまり表層的な「知」を求めることに終始し、「知・情・意」の調和から生まれる目に見えないエネルギーを獲得できないというのです。  

 モリンダが世に問うメッセージは、くしくも、洋の東西において人の可能性を育むことの価値を説いたこれら2人の偉大な人物の思想に共通するものです。「内なる心と想いと動機」が突き動かすことの価値を信じ、焦らず、あきらめることなく、誠実に、正直に、謙虚に、愛をもって、一つひとつ実践していくこと、これがすべてです。結果は確実に後からついてきます。



by ohkimakoto | 2015-05-01 00:00 | 2015年分
2014.06.27
 先日依頼を受けて、外資系企業の人事担当者が集まる定例会で講演をする機会がありました。以前コンサルタントの仕事をしていた時にお世話になったKさんがたまたまその会の座長をしておられて、声がかかったのです。

 打ち合わせのためにモリンダ ビルディングに来てくださいました。先方が希望する講演内容は、人事担当者やマネジャーの方々が部下に改善を求める前にまずは自分が変わること、それによってもっと影響力を高めたいというものです。もちろんそれは『7つの習慣』の中心テーマで、わたしが以前から大切にしてきたものでした。

 喜んでお引き受けしたかったのですが、心配なことがありました。こう尋ねました。「ご存じの通り、わたしの現職はモリンダの社長です。ネットワークビジネスに対してネガティブな想いをお持ちの方がメンバーの中におられるのではないですか?」

 意外な答えが返ってきました。「全然気にしなくて結構ですよ。逆に、モリンダさんのことをご紹介なさったらいかがですか?」そこでわたしは、7年前にモリンダに移った時のいきさつや、それ以来企業としての質を高めるために取り組んできたこと、その成果などを説明しました。「それいいですね。ぜひ話してください」

 こうしてメンバーの方々に講演の案内が出されました。講演者の経歴にはモリンダ ジャパン 合同会社 社長という現在の肩書きがしっかりと書かれています。

 当日、会場のホテルに着くと、開口一番、Kさんがこう言いました。「みなさんの反応が今までと違うんです」。普段は30名ぐらいが出席されるそうですが、結局、予約せずに参加された方も含めて45名の方が出席してくださいました。

 講演は、いつもわたしの講演会で使っているスライドを映しながら行いました。まずはモリンダの紹介です。数千年もの間珍重されてきたノニという果実の発見とその事業展開、また、わたしがコンサルティングの仕事からネットワークビジネスであるモリンダに移ったきっかけも含めて、モリンダが伝統と科学を重んじる企業であること、そしてその成果として、消費生活センターへの相談件数も比較的少ないことを話しました。

 ワクワクしました。45名の外資系企業の人事担当者が、モリンダの話に耳を傾けてくださっているのですから。

 後半は「人の可能性を解き放つ」ことを中心に話しました。可能性を解き放つには、まずは自分自身を振り返り自分が不完全であることを自覚すること。それができた時に人は初めて謙虚になり、新たな世界が開けてくることを、エピソードを交えて紹介しました。

 講演の後でKさんからいただいたメールには、「会場の空気がいつもと違って非常に澄んでいた」とのうれしいコメントが書かれていました。また、参加者から書いていただいたアンケートの結果からも、ほとんどの方が満足してくださったことが分かりました。

 ほんの小さな経験ではありますが、「正しい想いは心に響く」ことを確信した一日になりました。
by ohkimakoto | 2014-06-27 12:17 | 2014年分
2014.01.17
 サンディエゴでのモリンダ・グローバル・リーダー・サミットから1週間が経ち、サミットで紹介されたモリンダの壮大なビジョンが、参加してくださったリーダーの方々から少しずつ明らかにされているのではないでしょうか。本当は今月末の2014年 モリンダ ウィンターフォーラムまで待っていただきたいのですが、素晴らしいことはすぐに伝わりますね。

 わたしは、今回発表されたモリンダのビジョンと方向性は単なる一過性の「戦略」ではなく、「マニフェスト」と呼ぶべきものであると考えています。「マニフェスト」とは個人または団体がその存在や活動の意図や方向性を示すために作成するもので、政党政治では公約として扱われるほど重要なものです。マニフェスト(Manifesto)という言葉は、もともとラテン語の「手(manus)」と「打つ(fendere)」が合わさってできたとする説が有力で、存在や活動の意図や方向性が「手で触れるほど明らかに感じられる」文書という意味でしょうか。

 今回のサンディエゴのサミットでわたしたちの前に展開されたのは、まさにそれでした。原点であるジョン・ワズワースのヌクヒバでのノニの発見のストーリーからモリンダの今後の展望にいたるまで、300枚を有に超えるスライドを駆使しながら、「これこそがモリンダだ!」というメッセージが余すことなく示されています。わたしも初期の頃からモリンダに関わっていますが、これほど包括的なものは見たことがありません。

 サミットに出席していて印象深かったのは、参加してくださったリーダーの方々の反応でした。今回は日本のトップリーダーの中から活発に動いてくださっている14名の方々が指名を受けてゲストとともに参加してくださったわけですが、耳にしたのは、「そうだ、その通り」、「自分たちはこれを望んできた」、「これがモリンダの強みだよね」といった納得の言葉でした。

 それもそのはずです。ジョン・ワズワース、ケリー・オルセン、ショーン・ホイットニーの3人はこれまで1年以上にわたって世界の各市場を訪れてスタッフやIPCのリーダーの方々から複数回にわたって意見を聞き、現場の状況を把握する努力を重ねてきました。その結果が今回のマニフェストになったわけです。

 『7つの習慣』の著者、スティーブン・R・コヴィー博士はこう語っています。「わたしがどんなに雄弁に語ろうと、実際に身をもって困難に直面し、それを解決してきた情熱と勇気にかなうことはない」

 IPCのみなさまの情熱と想いと豊かな経験が深く刻まれたこのマニフェストが、これからのモリンダの飛躍的な発展の基盤となることを確信しています。もちろん各市場で実行に移される場合には、現場のニーズに合わせて多少の調整が行われることもあるでしょう。しかし、底辺に流れている原則や精神は変わりません。それを大切にしていきたいと思います。
by ohkimakoto | 2014-01-17 13:45 | 2014年分
2013.11.08
 東北楽天ゴールデンイーグルスが日本シリーズの最終戦で読売ジャイアンツを破り、日本一に輝きました。巨人ファンで、しかし東北出身のわたしにとっては、どちらを応援するか複雑な気持ちでしたが、最後には勝ち負けは関係なくなりました。わたしと同じ気持ちを抱いた方も多かったのではないでしょうか。両チームの選手全員が持てる力を出し尽くす姿が、日本全国の人々に、特に震災の復興に懸命に努力している人々に大きな力を注いでくれているように思えたからです。

 勝負の世界であるスポーツ。でも、時には今回のように勝負を超越する何かを醸し出す瞬間があります。興味深いのは、選手たちが初めからそのような超越するものをめざして戦っているわけではないということです。どちらも相手を倒そうと必死になっている。時には、メジャーリーグ移籍を目前に故障をするわけにはいかない田中 将大(まさひろ)投手をも自分から志願して連投させるほどの魂と魂のぶつかり合いなのです。そこには妥協はありませんし、あきらめとは無縁の世界です。当然のことながら、敗れたジャイアンツの選手たちは捲土重来(けんどちょうらい)を期していることでしょう。

 観客の感動はそのような魂と魂のぶつかり合いから生まれました。選手たちが決して小手先ではなく持てる力のすべてを発揮して戦う姿に心を動かされ、たまたま決してしまった勝ち負けを超越して、勝者にも敗者にも、感動をあたえてくれたことへの感謝を表したのではないでしょうか。

 いよいよ今週末から全国のモリンダ ショップで『完訳 7つの習慣―人格主義の回復』(キングベアー出版)をIPCのみなさま限定で発売させていただくこととなりました。出版社のご協力により特別価格で、僭越(せんえつ)ではありますがわたしのサインを入れてご提供いたします。

 わたしがこの書物をおすすめする1つの理由は、「永続する成功」を手にする重要な方法として「人が本来持つ可能性を解き放つ」ことを挙げている点です。可能性を解き放たれた人たちは、そこに広がる可能性の宇宙の素晴らしさを知るとともに、それまで自分たちを取り巻いていた壁が、実は自分の意識次第で乗り越えられるものであったことに気付くのです。

 わたしがモリンダで描くこの理想の姿は、今回の日本シリーズと重なります。勝つことを求めて全力を尽くし、無心に自分の可能性を解き放とうとした選手たち。そして、その先にわたしたちが見たものは、勝者と敗者と日本全国の観客が一緒になって創り上げた壮大なシンフォニーでした。

 数千年にわたって受け継がれてきたノニのメッセージは、大切にしている人々への「思いやり」と「愛」と「絆」に彩られたものです。モリンダはすべてのIPCの方がご自身の価値観に基づいてその可能性を解き放つことを期待します。価値観は異なっていても一向に構いません。なぜなら今年の日本シリーズのように、「思いやり」と「愛」と「絆」のもとに壮大なシンフォニーを奏でられることを知っているからです。
by ohkimakoto | 2013-11-08 13:31 | 2013年分



モリンダ ジャパン社長 黄木信からのメッセージ
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