わたしが登山好きなことは以前お話ししたと思います。冬山はやりませんでしたが、春の連休、7月下旬の梅雨明けから8月10日ごろまでの間、それに秋の紅葉のシーズンは、北アルプスや南アルプスで過ごしていました。一緒に行く仲間がいて、しかもスカウトの高校生たちも一緒だったので、シーズンが到来すると何の迷いもなく一緒に山に出かけました。
今年のお正月、当時高校生だった1人から年賀状が届きました。彼と仲間2人の白馬岳頂上でのスナップ写真に「山、やってます」とのコメントが付いていました。20年前と比べるとウエアも素敵で、見違えるほどの山男です。 彼とは忘れられない思い出があります。20年前の8月、八方尾根から唐松岳に登り、そこから帰らずのキレットを通って杓子岳、白馬岳、雪倉岳、朝日岳と移動して蓮華温泉へと下る3泊4日の縦走を一緒にやりました。 全行程快晴で最高の山歩きだったのですが、最終日、ほとんど日蔭のない朝日岳からの下りで数人が脱水症状を起こし、大変な思いをしました。しかも、最終目的地である蓮華温泉へのルートは、最後に緩やかながらも長い登りが続きます。 わたしは元気だったので、自分の荷物に加えて脱水症状を起こした仲間の荷物も一緒に担ぎましたが、さすがに終盤は疲れが出て、特に最後の登りは頻繁に休息を取らなければなりませんでした。その時、一緒に歩いたのが彼でした。わたしが休んでいる横を彼が抜いて行き、彼が休んでいる横をわたしが抜いて行くという感じで、最後は一緒に蓮華温泉に着きました。お互いに言葉を交わす余裕もない状態でしたが、そこには、何も言わなくても通じ合える、仲間としての何か強い絆のようなものが感じられました。 あれから20年。彼が山を続けてくれていたこと、そしてわたしを、年齢は違っても苦楽をともにした1人の同志として見てくれていたことがうれしくて、年賀状の写真を見ながら思わず涙が込み上げてきました。 あらためて当時の、重いVHSビデオカメラを担いで撮った山の上での仲間と一緒の映像を見ながら、「仲間と苦楽をともにする」ことがどれほど素晴らしいことなのか、考えさせられました。 どうぞみなさま、これからもいろいろな活動を通して、大事なお仲間のみなさまとぜひ苦楽をともにしてください。そして、そのかけがえのない体験を通して、ノニの絆を何にも負けない強力なものにしていただければと願っております。タヒチアンノニであればそれができます。
by ohkimakoto
| 2012-02-03 00:00
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