わたしが尊敬する人物の一人に「7つの習慣」のスティーブン・R・コヴィー博士がいます。つい先日、79歳の生涯を終えました。彼が残した名言の中でわたしが特にモリンダでの仕事に関連して最も大切にしているのは、次の言葉です。「わたしがどれだけ雄弁に語ろうと、実際に身をもって問題に直面し、それを解決してきた情熱と勇気にかなうことはない」。
先日、あるグループの会合で、一人の女性のリーダーの方がこう言われました。「タイトルアップすればするほど、自分の器がそれに合わないことに気づかされます。でも、それが財産になっています」。何と謙虚で的を射た言葉でしょうか。まさに「実際に身をもって問題に直面し」、「情熱と勇気」をもって解決してこられた方だからこそ出る言葉だと思いました。 彼女はこう続けました。「これまで、失敗することがたくさんありました。でも、それは成功するための準備だったのです」。そして、ご自身の体験を正直に、詳しく語ってくださいました。 人は不完全です。完璧な人はいません。英語に ”take my hat off” という表現があります。「シャッポを脱ぎます、もう脱帽です」という意味です。世の中にはプライドのためになかなかシャッポが脱げない人、自分の弱点を認めることなく逆に隠そうとする人が多い中で、この女性リーダーの言葉は胸を打ちます。彼女が率いる組織はこれからますます成長していくことでしょう。自分の至らなさを成長へのエネルギーを生み出す「財産」と考える彼女の見識の見事さと影響力によって、彼女と同じ考えをもって行動する方が確実に増えていくだろうと思われるからです。 思い返せば、この方は以前に、「自分がこの人と思った人にノニを伝えても伝わらない時には、相手ではなく自分の側に準備が整っていないからだと考えるようにしています」ともおっしゃっていました。 モリンダは創業時から一貫して「本物」を追求してきました。その結果として、科学的に裏付けの取れた、世界に誇れる製品を提供できるまでになっています。そうした中で求められるのは、伝えるわたしたちが「本物」になることではないでしょうか。「本物」の事業は「本物」の人を通して伝わっていくからです。 「本物」の人は「本物」の思いを持っています。人や環境のせいにすることはありません。「わたしにできることはないか」、「わたしが変わることによって解決できないだろうか」、「今の自分を超えよう」と考えることにより、絶えず自己変革を図ります。そのような人にはきっと、あらゆる困難や課題が輝く未来を創り出す「財産」として見えているのではないでしょうか。
by ohkimakoto
| 2012-07-20 00:00
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