人気ブログランキング |
2013.6.7
私事ですが、先週は相次いで2人の娘が帰国し、とてもにぎやかな時間を過ごしました。まずは末の娘が出産のため、アメリカの大学院を終えた夫とともに帰国し、次に長女が久しぶりに里帰りして1週間をともに過ごしました。

 娘たち2人は14歳離れていて、その間には3人の息子がいます。末娘が生まれた時、長女は中学生でした。わんぱくな3人の弟の面倒を見なければならなかった長女は、事あるごとにわたしたちに、「妹が欲しい」と言っていましたので、3番目の弟が生まれてから9年を経てやっとのことで授かった妹に、長女の喜びはひとしおだったようです。

 毎日、まるで母親のようによく世話をしてくれました。3歳になって妹がピアノを習い始めると、練習の監督や新しい曲の譜読みの手伝いをするようになりました。

 当然のことながら、久しぶりに会った2人を交えて昔話に花が咲きました。その中で今でも笑える話を1つご紹介しましょう。昔、我が家ではインコを飼っていました。名前はピーコちゃん。よくしゃべるインコで、子どもたちがおもしろがって教える言葉を、しまいには英語まで話すようになりました。

 そのインコが、ピアノの音が聞こえると鳴き始めるのです。初めのうちはみんなで、「ピアノの曲に合わせて歌っている。すごい!」と感動していました。しかし、よく聴いてみると、ピアノのメロディーとは違った、怒ったような、叫ぶような、どこかで聞いたような鳴き方なのです。

 分かりました。まじめに練習をしない子どもたちを、母親が台所で夕食の支度をしながら、「そこもう一度!」とか、少しでも早く練習を終わろうとして「中抜き」をしようとする子どもに、「繰り返しでしょ。省略しないで!」などと大声で監督していたのですが、その声を、インコがそっくりにまねていたのです。

 人は不完全ですから、いやなことでも、いつでも自分から進んで取り組めるかというと、そんなことはありません。特に、遊び盛りの子どもにとって、日々の練習は時として退屈ですし苦痛です。でも、その練習の積み重ねが将来につながるのです。

 時には叱咤激励も必要ですね。でも人は本来、他人から好かれることを欲する存在ですから、嫌われることが分かっているのに叱るのも辛いです。それを考えると、わたしたちは逆に、嫌われることを覚悟の上で叱咤激励してくれる人に感謝しなければならないのではないでしょうか。

 モリンダの活動に携わっておられる中で、みなさまの周りに、いやなこと、言いにくいことでも率直に言ってくださる方はいらっしゃるでしょうか。いらっしゃったら、ぜひ大切になさってください。やがて時が流れ、昔のことを懐かしく振り返る時、その方の存在の大きさをしみじみと感じることができるに違いありません。
by ohkimakoto | 2013-06-07 00:00 | 2013年分
<< 2013.6.14 2013.5.31 >>



モリンダ ジャパン社長 黄木信からのメッセージ
by ohkimakoto
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30