今年も残すところあと半月余りとなりました。この「幸せの仕掛人」のメッセージも、今回を含めてあと3回です。そこで今年のまとめとして、これまでわたしが7年間語り続けてきた「品格の3つの柱」のそれぞれの項目について、3回に分けて詳しくお話しできればと思います。
まずは、「品格の3つの柱」が生まれた背景についてかんたんに触れておきます。この会社の日本代表を引き受けるにあたってわたしは、「モリンダを誰からも信頼される一流の企業にする」と決意しました。当時も今と変わりませんが、ネットワークビジネスに対する風当たりは強く、十束一からげで「怪しい、人を食い物にする、友達をなくす、家族を破壊させる」ものであると言われていました。 わたしは、モリンダであればこの一般的なイメージを覆すことが可能だと考えました。伝統と科学に裏打ちされ、多くの人々がその良さを実感している製品、公正かつ公平な報酬プラン、そして「世のために何かいいことをしよう(Do something good for the world)」という高邁な動機で集まった経営陣。モリンダには「本物」がそろっていたからです。 残るは「人」でした。「本物」を伝えてくださる方が本物であれば、本物のメッセージは必ず正しく伝わると考えたのです。こうして、「本物の人」をめざすために、みなさまに3つのことをお願いしました。もちろんわたしをはじめスタッフも含めてのことです。それが「不完全性の自覚からにじみ出る謙虚さ」「より以上のものをめざして生きる」「人の役に立つ存在になる」から成る「品格の3つの柱」でした。 最初の「不完全性の自覚からにじみ出る謙虚さ」は、人間関係を円滑に進める上で欠かすことのできない基本原則です。特にわたしたちが携わるネットワークビジネスというシステムでは、人と人との信頼関係が土台となって製品の流通のための組織(ネットワーク)が構築され収入が生み出される仕組みですから、この関係が崩れるとシステムが根幹から崩れてしまいます。 人は不完全です。どんなに優れた人でも欠点はありますし、世の中を見渡せば上には上がいるものです。にもかかわらず「自分ほど優れた人間はいない。自分に従うべきだ」と考えれば、結局は自分よりも優れた人とのつながりを拒むことになり、組織の質の向上や拡大は期待できないでしょう。 逆に、リーダーが自分の至らなさや自分よりも優れた人の存在を認めて謙虚になれば、人は自然に「この人のために力になりたい」と思うようになります。また、このようなリーダーの下では自分が持つ能力や経験が認められるので、グループの中で自分の居場所ができます。そうすれば当然のこととして、ますます持てる力を発揮するようになるでしょう。 モリンダのすべてのグループが、不完全性を自覚する謙虚なリーダーによって導かれることを願っています。それが、モリンダという企業の価値の向上につながるからです。 次回は「より以上のものをめざして生きる」についてお話しします。ご期待ください。
by ohkimakoto
| 2013-12-13 13:58
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