2014.07.04
 今のわたしたち夫婦の楽しみの1つは、アメリカに住んでいる末娘家族とのFaceTime(テレビ電話)です。技術の発達は驚くばかりですね。昨年の7月に生まれた孫の成長の様子を、スマートフォンのFaceTimeを通していつでも確認することができます。娘も娘で、子どもの具合が悪い時などはスマートフォンを使って子どもの様子を映しながら、妻にアドバイスを求めています。電話代は一切かかりません。
 わたしどもが子育てをしていた30数年前と比べると隔世の感があります。田舎の親に連絡をするのに、電話を借りに大家さんの家まで行ったものです。本当にいい時代になりました。でも孫には、「じいじとばあばはスマートフォンの中に住んでいる」と思われているかもしれません(笑)。
 冗談はともかく、インターネットを通じたコミュニケーション手段の発達は、わたしたちの生活に大きな影響をもたらしています。この「幸せの仕掛人」のメッセージも、今ではブログを通じてたくさんのみなさまに読んでいただけるようになりました。
 考えてみますと、モリンダ社のこれまでの歩みも同じです。ノニ果実からジュースへの加工技術の開発やイリドイドの発見と製品への応用、そして最近のAGE(終末糖化産物)への取り組みなど、最先端の科学技術を積極的に取り入れようとする姿勢が、モリンダの本物の企業としての地位を不動のものとしてきました。
 しかし、こうした急速な技術革新の流れの中で、わたしたちにはいつも立ち止まって考えなければならない大切なことがあるように思えてなりません。ある女性の体験をご紹介しましょう。
 「何年か前、友人のお見舞いに行った時のことです。彼女はまだ23歳でしたが、幼い子どもを2人抱えていました。ちょうど医師から不治の病であると宣告されたところでした。彼女の手を握りながら慰めの言葉を探していると、彼女は泣きながらこう言いました。『家に帰って子どものオムツを替えることができるんだったらどんなことでもする』。
 彼女のその言葉にハッとさせられました。『ああ、面倒くさい』と不満に思いながら、単に義務感だけで急いでオムツを替えたことが何度あったことでしょう。もしかしたら、オムツを替えるという貴重なひとときは二度と訪れないかもしれないのです。わたしは、当たり前のことが突然当たり前でなくなることの恐ろしさを知ったのです」
 人間が持つ無限の可能性を具現化するものとして、科学はこれからも発達を続けることでしょう。しかし、科学はあくまでも手段です。そのことを決して忘れないようにしたいと思います。科学という手段を駆使してわたしたちが達成しようとしている目的は、1996年も今も変わりません。地球上に住む一人ひとりが当たり前のことを当たり前にできるようになること、そして、その幸せな時間を少しでも長くすることです。世界中のIPCのみなさまと力を合わせて、この目的の達成に向けて力を尽くしたいと思っています。
by ohkimakoto | 2014-07-04 12:36 | 2014年分
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モリンダ ジャパン社長 黄木信からのメッセージ
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