2014.10.24
 10月の年中行事と言えばハロウィン。最近では日本でも知られるようになってきました。以前にも書きましたが、アメリカに住んでいた頃は、10月末のハロウィンが来ると11月末には感謝祭、12月は大学の学期末試験、そしてクリスマスと、大きな行事の連続の中でしなければならないことが多く、時間が矢のように過ぎていった印象がありました。
 しかし、忙しい時期は充実した時期であることも確かです。忙しい中で工夫をしながら、何とか所定の目標を達成する。気付いてみると、今までは考えられなかったようなパワーを発揮していた自分がそこにいる。そんな経験、覚えがありませんか。
 わたしが通ったアメリカの大学には難関のMBA(経営学修士)コースがあります。だいぶ前のことですが、このコースの説明会が東京で開催されるというので参加しました。その会で大学の担当者が語ったことが忘れられません。MBAは2年間のコースですが、彼は特に最初の1年間が死ぬほど厳しい生活になることを説明しました。「毎日クラスが終わっても、夜中の12時近くまで大学に残ります。グループでプロジェクトを行ったり、個人で図書館にこもって調べ物をしたりしなければならないからです。終わって家に帰っても、宿題や翌日の授業の予習がありますから、結局は寝るのは4時頃。みんな死んだような目をして8時からの授業に出てきます」。説明会に来た受験生の顔に不安がよぎります。
 しかし、担当者はこう締めくくりました。「でも安心してください。我が大学のMBAの歴史の中で、卒業できなかった人は1人もいません」
 先週、「品格の3本の柱」の2番目、「より以上のものをめざして生きる」について触れました。自分がめざす目標が何であれ、それを「そもそも、なぜ」と自分自身に問いかけることによりさらに高いレベルに昇華していくことが、達成へのエネルギーになるということでしたね。
 今日はもう1つ提案します。それは、そうした価値ある目標のために「腹をくくる」ことです。MBAコースの説明会に参加した学生たちは担当者の説明を聞いて腹をくくったと思います。「MBAを取るためにはどんなことにでも耐えてみせる!」。既婚者が多かったですから、家族も腹をくくったことでしょう。事実大学では、MBA学生の妻を支える「MBA未亡人」のためのサークルもあったほどです。こうしてそれぞれが「地獄の1年」に飛び込んでいきました。
 先日、第64代横綱の曙さんがモリンダ ビルディングに来てくださったことはお話ししましたね。わたしからの「外国人力士の日本語の流暢さには驚きます。何かコツがあるのですか?」との問いに、彼はこう答えました。「日本語を覚えるのと死ぬのとどっちがいいかと言われたら、日本語を覚えるほうを選びますよね」。彼も腹をくくりました。「生きるために日本語を覚えるのだ」と。
 おかげさまでわたしも手術後1年2ヵ月が経過し、先週は会社から家までの約35kmを走って帰ることができるまでになりました。「世界のために良いことをさせていただく」との高邁な目標のもと、みなさまとともに「腹をくくって」前進したいと思っています。
by ohkimakoto | 2014-10-24 00:00 | 2014年分
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