立春を過ぎ、春はもうすぐそこまで来ています。お変わりございませんでしょうか。
さて、先週末に大阪と東京でケリー・オルセン最高マーケティング責任者の講演会(東京では月例ミーティングでのスピーチ)がありました。先月にカリフォルニア州ラグナビーチで開催された「グローバル リーダーシップサミット2016」でのトレーニング内容を踏まえての講演です。両会場とも初めての方も含めたくさんの方々にご参加をいただき、心より感謝を申し上げます。わたしにとってケリーと旅をするのは久しぶりです。週末で混み合う伊丹空港のロビーを歩きながら昔のことを懐かしく思い出しました。日本市場オープンの頃は通訳として行動を共にさせていただいたのですが、ケリーと一緒に歩いていて都合のいいことは、どんな人ごみの中でも決して見失わないこと。逆に困ることは、歩幅が違うのでどうしてもわたしの方が早足になってしまうことです(笑)。 今回は少しまとまった時間が取れたので、個人的にいろいろと話をする機会がありました。それこそ昔の思い出話から今後のモリンダの方向性など、話は多岐にわたりました。そんな中でわたしが印象に残ったのは、「人にフォーカスするのではなく、モリンダという会社にフォーカスしてほしい」とのケリーの言葉でした。 ケリーが言う「モリンダという会社」とは具体的に何を指すのでしょうか。思うに、それこそが先週本欄で取り上げたモリンダの志であり、理念であり、それに基づく企業文化であり、それらを事業として実行に移すための戦略や仕組みなのではないでしょうか。こうした一連の要素が積み重なって一つとなり、現在のモリンダを前進させる強力な推進力となっているのです。もはやモリンダは、ノニを発見したジョン・ワズワースだけの、現在のマーケティングプランを開発したケリー・オルセンだけの、あるいは莫大な資金を提供したケアリー・エイシーだけの影響力によって運営される企業ではありません。 2012年から展開されているTrūAge戦略を考えてみてもよく分かります。これはケリー・オルセンの戦略でしょうか。違います。日本を始めアメリカ、ヨーロッパ、東南アジアなど多くのリーダーのみなさまやわたしたちスタッフの知識と経験とビジョンの集大成としての「モリンダの戦略」なのです。 わたしが就任当初からみなさまに提唱させていただいている「品格の3本の柱」の1つ目、「不完全性の自覚からにじみ出る謙虚さ」を思い出してください。人は不完全です。人は人である限りこの不完全性から逃れることはできません。唯一この課題を克服する道は、不完全性を認めるだけの謙虚さを身に付け、足りない点を互いに補い合うという姿勢を持つことです。モリンダが今、この原則に則り、世界中の大勢の人々を巻き込みながら全員でその使命を果たそうとしていることに確信と誇りと安心感、さらには将来への大きな期待を感じます。 モリンダにあってみなさまが尊敬されるファウンダーやトップリーダーの方々は確かに尊敬に値する人物であることでしょう。しかし同時に、他の人からの援助を必要とする不完全な人々であることも心に留めたいと思います。そして、そうした「人」の集合体であるモリンダの志と理念と戦略と仕組みに重きを置きましょう。ケリーを始めファウンダーは、わたしたちがそうすることを望んでいます。なぜなら、モリンダが世代を超えて存続する企業になるにはその方法しかないからです。
by ohkimakoto
| 2016-02-12 00:00
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