2月のアナハイムのインターナショナルリーダーシップカンファレンスで基調講演をしてくれた、『スピード・オブ・トラスト』の著者、スティーブン・M・R・コヴィーの日本講演に出席しました。400 名を超える企業人を前に、「信頼」がビジネスをいかに加速するかを数々の事例を引いて説いていました。日本では古くから「商いは信用が第一」といわれ、顧客の信頼を得ることが商売の基本とされてきましたから、参加者には納得の内容だったと思います。
わたしもこの3 年間、「信頼」の大切さを強調してきました。堅固な組織を築いていただくには、みなさま同士の関係、みなさまとお客さまとの関係、またみなさまと会社との関係において信頼が基礎にならなければなりません。 信頼にもとる行為により社会的に糾弾される競合会社が散見される中で、逆に「信頼」を築くことが大きな差別化につながり、その結果、より大勢のみなさまにノニを知っていただけるようになると考えたからです。 今、その成果が少しずつ現れ、メディアにも注目されてきていることを嬉しく思います。 さて、この信頼を形作る第1 の要素が、「一貫性」です。意図と行動が同じであり、内も外も同じだということです。 一貫性の好例は、インド独立の指導者、マハトマ・ガンジーでしょう。ある時、英国下院での演説に招かれたガンジーは、彼を敵視している人が多数いる中で、メモなしで2 時間の演説をやってのけ、拍手喝さいを受けます。 敵に足元をすくわれることがないように慎重にメモを見ながら話すのが政治家の常であるのに、ガンジーにはなぜそのようなことができたのでしょうか。ガンジーの秘書であったマハデーブ・ダサイはこう言います。 「ガンジーは、考えること、感じること、言うこと、そしてすることがすべて一貫しているので、一貫性を保つためにメモに頼る必要がないのです」 わたしたちのビジネスの中で人が感銘を受けるのはこの「一貫性」に対してであり、嘘や誇張で飾られた姿からは決して信頼が生まれないことを肝に銘じる必要があります。 #
by ohkimakoto
| 2010-05-21 00:00
| 人格を高める
わたしは若い頃から演芸物が好きで、大学では落語研究会を創設し、奈仁一亭 やん泥、後には音羽屋 助六という芸名までありました。ネタはほとんど忘れてしまいましたが、覚えたての古典落語を誰はばかることなく人前で披露していました。今考えると恐ろしい限りですが、若さはどんな障害をも吹き飛ばしてしまいますね。
さて連休中、ものまねの第一人者であるコロッケさんの芸能生活30周年記念公演をテレビで見る機会がありました。 わたしの若い頃は桜井 長一郎さんが活躍中で、赤穂浪士討ち入りの場面の長谷川 一夫扮する大石 内蔵助や美空 ひばりは絶品でした。 コロッケさんの場合は形態模写と声帯模写を組み合わせた独特の芸風が新鮮で、わたしもファンの1 人です。 インタビューで印象に残ったことが2 つあります。 1 つは、ひたむきなまでの研究心。誰も見ていないところで鏡を見ながら、何時間も練習を重ねるそうです。そうでなければ、模写の対象となる一人ひとりの特徴をあれほどまでに的確に表現することはできないでしょう。 もう1 つは、50 歳になった今でも、「コロッケはますます進化しますよ」と言えることです。 そうです。一流と呼ばれる人は、「謙虚さ」と「向上心」を兼ね備えています。そして、そのような人こそが「人の役に立つ(人に幸せをもたらす)」存在になれるのです。 #
by ohkimakoto
| 2010-05-14 00:00
| 生きるヒント
タヒチアンノニ インターナショナルという会社が1996 年以来存続し、しかも世界的な不況下にある昨年でさえ成長を遂げている理由は何でしょうか。それは、自然の法則を含む原理原則に従った企業運営がなされてきたからに他なりません。
第1 に、タヒチアンノニ社の製品は、健康に寄与することが歴史的な事実と現代科学によって証明されたものです。他を探してみてください。科学的に合成されたものはあっても、歴史的事実と科学の双方を満足させる自然の製品は見当たりません。 第2 に、タヒチアンノニ社の報酬プランは経済原則に基づいたものです。コミッション、ボーナス、リベートのすべてが、「活動= 収入」という原則を満たすものです。何の努力もせずに単に「チャンスに乗る」だけで大金が手に入る投機的なものでは決してなく、長期にわたる努力が報われるプラン、続けてさえいれば必ず成果が出るプランです。 第3 に、タヒチアンノニ社で成功するには、リーダーシップの原則に基づいた行動が求められます。わたしが理想とするリーダーは7 つの特質を備えています。 (1)他人のせいにせず自分に何ができるかを考える人 (2)明確なビジョンを持っている人 (3)最も大切なことを最も大切にする人 (4)人と一緒に成功することを考える人 (5)人の話に耳を傾ける人 (6)競争ではなく共生を考える人 (7)日々、自らを高めようとする人 これらは、リーダーシップの共通原則として誰もが認めるものです。 これからも以上の原則からそれることなく、わたしたちの事業を推進できればと思います。 天からの自然の恵みであるノニを人々にお伝えするこの仕事は、宇宙を支配するこれらの原則に従った時にのみ発展すると考えるからです。 #
by ohkimakoto
| 2010-05-07 00:00
| 人格を高める
今、家族の行事のためにハワイに来ています。毎年行うことを決めているのですが、昨年は複数の家族の都合がどうしても合わなかったので見送りになりました。それだけに、孫たちの期待は大きく、家族のホームページでは数ヵ月も前から「待てない」「早く会いたい」「一日中プールで泳ごう」などのメッセージが孫同士で飛び交いました。
今回の場所はオアフ島の東南の海岸にあるバケーションハウスで、敷地内に家が3 軒とプールが付いていて、ビーチにも直結しています。大人12 名、孫14 名、総勢26 名が過ごすには十分な広さです。特別にプログラムを決めるでもなく、思い思いに時を過ごしています。 歓声を上げながらプールに興じる孫たち。そしてそれをデッキチェアに体をあずけながら見守る親たち。 わたしたちにとってはまさに1 つの夢の実現ですが、ここに到達するまでには、妻とともに思い悩みながら苦労を重ねた40 年の歳月がありました。そしてそれは、これからも続くことでしょう。 定時制高校で英語を教えながら問題を抱えている生徒のカウンセリングにあたっている、ある女性教師の言葉が印象に残っています。 「子どもたちは右に行ったり左に行ったりしながらも、成長しているのです」 確かにその通りだと思います。タヒチアンノニの事業に携わっているわたしたちも同じですね。なかなか思うように行かないときも多いです。でも、右に行ったり左に行ったりしながらも、夢の実現のために成長しているのです。 #
by ohkimakoto
| 2010-04-30 00:00
| お大切の心
家を整理していて、義兄から毎年届く年賀状を特別にまとめたフォルダーに目が留まりました。これまで40 数年間続けて送られてきた版画の年賀状です。
義兄は、一時は芸術家を志したものの長男として農家を継ぐために道をあきらめた人で、その才能には非凡なものがあります。 歌舞伎など日本の伝統芸能を題材にした多色刷りのものがほとんどですが、精巧な仕上がりで、毎年どんなものが来るかワクワクした気持ちで義兄からの年賀状の配達を待っています。 版画のおもしろさは、ひとたび版木の彫りが完成すると、同じものを何枚も刷ることができること、またそれでいて、絵の具ののり具合や刷りの力加減によって生じる色合いの変化を楽しむことができることです。 江戸時代に流行した浮世絵も、今のような印刷技術がなかったことが幸いしたのではないでしょうか。 わたしたちの仕事も版画と共通するところがあると思いませんか。ケースオートシップでの登録と製品による体験を通してのTell theStory は共通項ですから、版木を彫ることと同じです。 まずはケースでの登録と体験によってしっかりした版木を完成し、次はその版木を使って思い思いのTell the Story を繰り返すことにより、お仲間を増やしていくのです。 今、版木を彫っている方、もう刷りに入っている方、段階はいろいろですが、感動的な作品の数々が生み出されることは間違いないでしょう。 #
by ohkimakoto
| 2010-04-23 00:00
| モリンダ社を知る
|
検索
FBバナー
カテゴリ
全体2020年分 【講演スケジュール】 【動画メッセージ】 2019年分 2018年分 2017年分 2016年分 2015年分 2014年分 2012年分 2013年分 2021年分 生きるヒント 人格を高める 夢の実現 能力を高める お大切の心 家庭を豊かにする モリンダ社を知る お知らせ 最新の記事
タグ
講演会
スケジュール
セミナー
ノニ・バイ・ニューエイジ
AGE
メッセージ
動画
月例ミーティング
黄木 信が伝えたい大切なこと
ネットワークビジネス
タヒチ
モリンダ ユニバーシティー
テマナ
モリンダ
ジョン・ワズワース
タヒチアンノニ ジュース
ケアリー・エイシー
本物
ビジョン
感謝
その他のジャンル
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||