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2020.07.10

 線状降水帯の発生による集中豪雨の被害が報道されています。被災された方々には心よりお見舞いを申し上げます。地球温暖化による海水温の上昇で豪雨の規模が年々大きくなっていることが心配です。「こんなことになるとは想像もできなかった」という被災者の言葉がそれを裏付けています。ハザードマップを確認すると共に、ぜひ早めの避難、命を守る行動をお願いしたいと思います。

 さて、東京都の新規感染者数が高止まり傾向にある新型コロナウイルス感染症ですが、西村康稔 経済再生担当大臣が今週、コロナ後の中心テーマは「多様性」と「デジタル化」になると語りました。最近、コロナ前をBC(紀元前、Before Corona)、後をAC(紀元後、After Corona)として、「ACの世界はBCの世界から様変わりし、政府の役割、人々の価値観、自由や平等の捉え方などが大きく変わる」との予測が大勢を占めています。

 しかし、この予測は妥当なものとして受け入れるものの、だからこそ変わらないことの大切さを忘れないようにしたいと思います。同志社大学の阿川尚之 特別客員教授はこう述べています。「しかし、コロナ後の世界が大きく変わるとしても、変わらない、変えてはいけないこともあるはずだ。……若い人たちには、コロナ危機の経験から、教科書では学べない多くのことを吸収して考えてほしい。今元気でいることの大切さ。変わらぬ伝統や記憶を受け継いで次の世代に伝えることの重要性。将来悲しく辛いことが起きても、『強くあれ。雄々しくあれ。恐れてはならない。おののいてはならない』(旧約聖書ヨシュア19)と古代の人が若者をはげましていることを忘れないでほしい」(産経新聞「正論」76日付)

阿川教授は、「忙」と「忘」という2つの漢字を挙げて、双方とも「心」と人の死を意味する「亡」という字の組み合わせであり、コロナに限らず我々が抱える困難な課題に対して「忙」つまり「過度に心を煩わせる」のでも、「忘」つまり「関心を持たない」のでもなく、折に触れて「心」が告げてくれる本質的な、変わることのないものに気付き、それを大切にしていく生き方を提唱しています。

私たちにとって変わらない、変えてはならないものは何でしょうか。それは「志」です。確かに今後、働き方は大きく変わるでしょう。流通も変わるでしょう。コミュニケーションの方法も変わるでしょう。しかし私たちに関して言えば、「文明社会から隠されてきたノニの恵みを世界中のすべての人にもたらす」という「志」は24年前のモリンダ創立時から変わっていません。また、201812月のニューエイジとの合併以来加わった「健康に生きるために地球に知識と息吹をもたらす」との「志」も変わっていません。これらは、世の中がどう変わろうが、私たちを前進させてくれる原動力として、これからも変わらずコンパスであり続けることでしょう。

宮崎に重信 優さんという方がいらっしゃいます。津軽三味線天地心絃流家元であり、孫弟子まで入れると300人以上。1990年には全米大陸28,000キロをマラソンで走破しながら、津軽三味線奏者として途中各地で200回以上の講演をされました。また、200610月にはカーネギー・ホールでライブを開催。地元では「マー坊」という愛称でケーブルテレビの番組やCMへの出演、津軽三味線天地心絃流家元として三味線の演奏会を兼ねた講演活動を行ってこられました。

その重信さん、体調を崩してしまい、昨年の段階では年末までは持たないだろうと医師から宣告を受ける状態でした。前途を悲観し、橋を渡る時にはこのまま川に飛び込もうかと考え、木を見ると、あの枝にロープを掛けようかとも思ったそうです。ノニと巡り逢ったのはそのような時でした。ノニを紹介されてわずか4ヵ月。今ではスポンサーの新谷 修二・美恵子ご夫妻と一緒に毎日のように奥さまの小百合さんを伴ってノニ活動を行っておられます。重信さんご夫妻の夢は、タヒチの子どもたちの前で津軽三味線を演奏し、生きることの素晴らしさを伝えることだそうです!

私たちの「志」は決して変わりません。重信さんのようにノニとの出逢いを心待ちにしておられる方がこの地球上に大勢いらっしゃるからです。


<イベントURL

■黄木 信が伝えたい大切なこと 

7/14(火)10:0012:00

URLhttps://us02web.zoom.us/j/83321115801

ID: 833-2111-5801

■事業説明会 

7/16木)10:00~11:30

URL: https://us02web.zoom.us/j/98876039577

ID: 988-7603-9577


# by ohkimakoto | 2020-07-10 14:55 | 2020年分
2020.07.03

 梅雨も終盤に入って日本のあちこちで梅雨前線が発達し、線状降水帯の発生による河川の氾濫や土砂崩れが懸念されます。地元のハザードマップを参照し、早めの対策や避難を心がけましょう。

 今日(72日)の関東は久しぶりの貴重な梅雨の中休みです。朝から太陽の光がまぶしく注ぎ込んでいます。起きるなり、家じゅうの窓を開け放ちました。ここ数日間じめじめした日が続き、家の中のあらゆるものが湿気を含んでしまっていたからです。我が家の猫もなんだかうれしそうで、窓際のカーテンのそばの陽だまりに集まっています。

 一昨日(1日)、おかげさまでたくさんの皆さまにご参加いただき、「黄木信 が伝えたい大切なこと」の第4回、『人の可能性を高めるコミュニケーション』を無事終えることができました。今回は私がお伝えしたい内容を何とか1時間半で終えることができたので、残りを皆さまからの質問に答える時間に充てることができました。内容をよく理解していただいた上でのとても的確な質問で、皆さまが積極的に学んでくださっていたことがよく分かったと同時に、皆さまお一人おひとりとつながっていることを実感できたひとときでもありました。

1クールはあと2回、92日からは同じテーマでの第2クールが始まります。第2クールでは、第1クールでの経験を踏まえてさらに皆さまのニーズに合ったものを提供させていただこうと考えております。皆さまへのお願いは、このプログラムをグループ活動の一環としてご活用いただくことです。グループでご参加いただいたら、短い時間で結構ですから、感想を語り合う時間を設けてみられたらいかがでしょうか。何を感じたかを共有していただくだけで学びと確信を深めるとてもいい時間になると思います。それこそZoomなど、オンラインで手軽にできますね。そして、「この話だったらあの人に聞かせたい」という方が思い浮かんだら、ぜひ次回お誘いください。

ご承知の通り、このプログラムは一般の方々を対象とした純粋な「ライフ・アンド・ビジネスの学びの場」で、ノニ・バイ・ニューエイジが提供する社会貢献と位置付けています。私のビジョンは、第2クール、第3クールと重ねるにつれてノニ・バイ・ニューエイジの枠を超えて常に数千名の方々にご利用いただくプログラムになっているというものです。そのためには皆さまのお力が必要です。ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

71日はモリンダが企業として正式に誕生した記念の日です。あれから24年、四半世紀近くが過ぎました。現在では上場企業の傘下に入り、ノニ・バイ・ニューエイジとしてその中核を担うまでに成長しています。私自身、1998年の日本での創業以来ほぼ同じ年月を、立場こそ違え、この偉大な事業と歩みを共にすることができていることをうれしく、また誇りに思っています。

始まりは「文明社会から隠されてきたノニの恵みを世界中のすべての人にお伝えする」という想いでした。その強い志とタヒチアンノニ ジュースの伝統に育まれた圧倒的な製品力、そしてそれを科学的に裏付けるエビデンスの数々は他に類を見ないものでした。また、この伝統と科学を重んじる文化に加え、人としての在り方を大切にし、それを実践しようとする姿が多くの方々の心を捉え、現在の地位を築いてきました。私たちはこの独自の文化に改めて誇りを持つと同時に、今後、さらに発展させていく必要があると考えています。つまり、この志に賛同していただける方々の一大コミュニティーを創ることです。

必ずしもIPCの皆さまだけではなく、私たちが住む地球をもっといい場所にしたいと考えておられるあらゆる方々とつながりたい。それが私の抱いている夢です。そして、この夢を最短でかなえることができる場所がノニ・バイ・ニューエイジであると確信しています。


<イベントURL

■黄木 信 会長講演会

7/8(水)13:3015:30

URL https://us02web.zoom.us/j/83321115801

ID: 833-2111-5801


■黄木 信が伝えたい大切なこと 

7/14(火)10:0012:00

URL https://us02web.zoom.us/j/83321115801

ID: 833-2111-5801


# by ohkimakoto | 2020-07-03 14:51 | 2020年分
2020.06.26

 早いものでもうすぐ7月。2020年も半分が過ぎようとしています。日本ではようやく自粛要請が解除になり、国内の移動の制限も解かれました。停滞した経済の復活のための動きが加速します。お元気でご活躍のことと思います。

 現在、ノニ・バイ・ニューエイジがIPCの皆さまとの協力により企画しました数々のオンラインイベントが進行中です。ご活用いただいているでしょうか。毎回、日本を代表するリーダーの方々にご登場いただき、一般の皆さまに向けたどなたでも参加可能な事業説明会や、IPC の皆さまに限定したビジネス拡大に向けてのトレーニングなどをご担当いただいています。また、会社からはチーフ サイエンティフィックオフィサーの勇 史行 によるプロダクト セミナーや、私が担当する「黄木 信 が伝えたい大切なこと」の6回シリーズのトレーニングが開催中です。これらはどちらも未登録の方々が自由にご参加いただけるものとして企画されています。それに加えて、宣伝で恐縮ですが、いよいよ78日から月に1回の頻度でオンラインの「黄木信 講演会」が始まることになりました。これまで10年以上にわたって日本各地で行ってきたものを、1時間半に凝縮してお届けいたします。ご期待ください。

 さて先週のことですが、孫娘が通う小学校で新入生のための保護者会が開かれました。子どもたちはもうすっかり学校に慣れてお友達もたくさんできているはずの頃ですが、2ヵ月半の休校の後にようやく先週から通学が始まったばかりです。見ると、保護者会に出席するために急ぎ足で校門を入るお母さんたちは皆、同じものを大事そうに抱えています。そうです。子どもの名前が書かれた朝顔の鉢植えです。本当は学校に置いて育てるはずの朝顔ですが、休校になったために家に持ち帰り、毎日水やりをしながら生長を観察することになりました。この2ヵ月間で、どの鉢の朝顔も大きくなりました。

 もう65年も前の話ですが、1年生の時に朝顔の種を蒔いて花が咲くまでの様子を絵に描き、ちょっとした説明を加えて提出しました。銀賞をもらいました。観察記録の上に貼られた銀賞の銀の色紙の輝きや感触、その時の誇らしい想い。遠い記憶の中で、なぜかその出来事だけは今でも鮮やかによみがえってきます。

 幼い私にとって、自分が蒔いた堅い種が芽を出し、蔓が伸びて葉を茂らせ、つぼみが膨らんで花が咲く様子は奇跡以外の何物でもありませんでした。誰に言われるまでもなく、毎朝、様子を見に行き、日に何度も何度も水をやりました。いつもは小言ばかり言っていた祖母が、そんな私に珍しくやさしい言葉をかけてくれました。それも、幼い私にとっては大きな出来事だったのでしょう。大切な思い出です。

 以前本欄でもご紹介しました順天堂大学医学部の樋野 興夫 教授から『種を蒔く人になりなさい』(いのちのことば社フォレストブックス刊、2019)と題したご著書をいただきました。がん患者の皆さまのために実践してこられた「がん哲学外来」や「がん哲学メディカル・カフェ」の活動の原点である樋野先生の想いや心情が、やさしい言葉で綴られています。中でも次の一節が大好きです。

 「種を蒔くと言っても、あまり一生懸命になりすぎるのも考えものです。鳥はいろいろな種をくわえては、地に落とします。その種は時がくれば芽を出し、成長し、花が咲きます。どこかで、その種を運ぶ人もいるでしょう。誰が運ぶかわからない。自分が蒔いた種がどこまで育つか責任を持つのもいいし、後は人に任せるのでもいいのです」(『種を蒔く人になりなさい』p. 32

 これまでの2ヵ月余りの苦しい経験を通して、私たちは貴重な学びを得ました。その一つが、人と人とのつながりの大切さです。樋野先生がおっしゃるように、私たち一人ひとりの役割は人のお役に立つという種を蒔くことです。その役割に専念しましょう。あとは自然に任せましょう。必ずどこかで同じ想いを持つ誰かがつないでくれて生長し、実を結ぶのですから。

<イベントURL

■事業説明会 

6/30火)20:00~21:30

URL: https://us02web.zoom.us/j/98876039577

ID: 988-7603-9577

■黄木 信が伝えたい大切なこと 

7/1(水)10:0012:00

URLhttps://us02web.zoom.us/j/83321115801

ID: 833-2111-5801

■黄木 信 会長講演会

7/8(水)13:3015:30

URLhttps://us02web.zoom.us/j/83321115801

ID: 833-2111-5801


# by ohkimakoto | 2020-06-29 10:50 | 2020年分
2020.06.19

 今、モリンダ ビルディングの7階の会長室でこのメッセ―ジを書いています。今日、17日は10時から12時まで、「黄木信 が伝えたい大切なこと」の3回目である『パラダイム転換を活用する』について話をさせていただきました。コロナによる外出自粛が解かれた水曜日の午前中であるにも関わらず、大勢の方々にご参加いただきましたことを心より感謝申し上げます。

ハーマン・メルヴィル研究の第一人者で東京都立大学の教授であった林 信行 氏が特別講義で、「本を出すのは裸踊りをするようなものだ」とおっしゃったのを思い出します。人前で話をするのも同じですね。特に皆さまからの反応が見えず、軌道修正がしにくい中での2時間にわたる話を終えて出てくるのは、反省点ばかりです。しかし不思議なもので、少し経つと「今度こそは」との想いが頭をもたげてくる。この繰り返しです。

IPCのリーダーの皆さまによる全国規模の事業説明会とトレーニングのプログラムが始まって1ヵ月が過ぎましたが、ご活用いただいておりますでしょうか。スピーカーとして選ばれてお話をしてくださっているトップリーダーの方々はそれぞれ百戦錬磨のベテランでしかも成功者であり、体験を交えてお話しいただく内容は私たちを惹きつけてやみません。しかしそのような方々でも、「次はさらにいいものを」と、毎回工夫を凝らしてくださっていると伺っています。本当に頭が下がります。皆さま、私と同じで、ノニ・バイ・ニューエイジへの情熱はとどまるところを知りません。

さて、今日はパラダイム転換について話をさせていただいたのですが、最後に興味深い質問を受けました。「枠を超えた『可能性の宇宙』で、人々が自由に活躍する『舞台』とは何なのですか?」というものです。「可能性の宇宙」とは『チャンスを広げる思考トレーニング』(日経BP刊、2002)の中で著者のベンジャミン・ザンダーが用いている言葉で、パラダイムの枠を出た時に体験するまったく新しい無限の可能性の世界を意味します。ザンダーは新しい世界で人々が活躍する「舞台」についてこう答えています。「答えは『人間関係』だ。それが、可能性の世界の舞台なのだ」。そして、その「舞台」で何が起きるかは「展開に任せていい」とも付け加えています。

この部分は私にとって衝撃的でした。そして、これまでモリンダの中で追求してきたことへの答えでもありました。そうです。人は枠を超えて「可能性の宇宙」に飛び出すと、そこには同じように枠を超えて「可能性の宇宙」に飛び出した人々がいて、互いに影響し合いながら自分を輝かせようとします。そして、そのための「舞台」が用意されているのです。この「舞台」の上にいるのは進んで枠を超えた人々ですから、誰の指図も必要ありません。自由に交流し、相乗効果による化学反応を心から楽しみながらさらに成長していきます。

私の願いは、ノニ・バイ・ニューエイジの中でこれを実現することです。ザンダーはこう述べています。「人間の生命の原動力は、結びつき、表現し、気持ちを伝えたいという熱いエネルギーに他ならない」(『チャンスを広げる思考トレーニング』p. 188)。そして、皆さまお気付きかと思いますが、この方向性を現在の社会情勢が後押ししてくれています。今回の緊急事態宣言による外出自粛要請を受けて、オンラインによる交流の頻度が格段に高まりました。この自粛がなかったら、オンラインツールのこれほどの普及はおそらくなかったでしょう。オンラインは枠を外すための絶好の道具だとお思いになりませんか。居ながらにして世界中の人々とメッセージを交換することができ、その中で自由に、心の声の赴くままに、しかも互いに学び合い、高め合いながら活動に邁進できるのです。これほど楽しいことはありません。次回、皆さまとオンラインでお会いできる機会を楽しみにしております。

<イベントURL

■事業説明会 

6/20土)10:00~11:306/25木)20:00~21:30

URL: https://us02web.zoom.us/j/98876039577

ID: 988-7603-9577


# by ohkimakoto | 2020-06-19 14:50 | 2020年分
2020.06.12

 今週の水曜日の朝、近所に住む次女のところの2番目の娘が初めて迎えのバスに乗って幼稚園に行きました。たまたま届け物があって私もその場に居合わせましたが、本来なら4月の初めだった入園が外出自粛要請のため今になり、制服も夏服での初登園です。でも、家族みんなこれまで健康で過ごすことができたことを心から喜びたいと思います。今朝、書斎から見える下の公園からは、集団登校のために集合している子どもたちの元気な声が久しぶりに聞こえました。私も在宅勤務が続いていますが、皆さまとお会いできる日を首を長くして待っているところです。

 さて、ミネアポリスに住むジョージ・フロイドさんという黒人男性が白人警官によって首を圧迫されて亡くなったことをきっかけに、黒人のみならずあらゆる人種への差別や不平等に対する抗議の声が「ブラック・ライヴズ・マター(Black Lives Matter『黒人の命は大切』の意味)」運動として世界的な広がりを見せています。私たちニューエイジも、この意義のある運動に対していち早く公式に賛同の意を表明しています。ブレント・ウィリスCEOも去る64日、スタッフとIPCの皆さまに向けてメッセージを発信しました。日本語版が出ましたらぜひお読みください。この問題についてのニューエイジの基本的な姿勢を感じ取っていただけると確信しております。

日本は大陸から離れた島国であって、しかも215年間の鎖国を経験したユニークな国家です。しかしながら、だからこそ日本には独特の問題が潜在していると言えないでしょうか。一言で言えば、「異質」に対する不寛容さです。1977年に評論家の山本 七平が『文芸春秋』に発表した『「空気」の研究』を思い出します。

来週の水曜日、17日に開催される「黄木 信が伝えたい大切なこと」第3回は「パラダイム転換を活用する」です。「パラダイム」、つまり私たちの心の中に形成された「想い」が行動に、ひいては人生そのものに影響を与えることは、有名なサミュエル・スマイルズの次の詩が端的に表現しています。

「想いの種を蒔いて 行動を刈り取り

行動の種を蒔いて 習慣を刈り取る

習慣の種を蒔いて 人格を刈り取り

人格の種を蒔いて 人生を刈り取る」

私は今回、自分自身はもちろんのこと、私たちが大切に思っている人々にも実りある人生を送っていただけるように、「しなやかなパラダイム」を提唱したいと思っています。「しなやかなパラダイム」とは、パラダイムの名著と呼ばれる『パラダイムの魔力』(仁平 和夫 訳、日経BP社刊:1995)の著者のジョエル・バーカーの言葉です。

パラダイムとは、知らず知らずのうちに私たちの心の中で形成されていく常識やルール、価値観などで、自分でもその存在に気付かないことが多いです。またパラダイムは私たちの周りに枠を作り、その枠を出ることも人が枠から中に入ることも制限しようとします。今回はそこにメスをいれ、自分が持っているパラダイムをより効果的なものに発展させていくことを学んでいきます。中でも大切なのが、「しなやかなパラダイム」を心がけること。つまり、パラダイムを竹のように柔軟性を持った「しなやかなもの」として認識するのです。

個人差はありますが、年を重ねて経験や専門性が高まってくるとパラダイムが硬直化していきますね。それは、自分が持っているパラダイムの正しさを生活の中で繰り返し経験することにより自信がついて、他のパラダイムに対する寛容さがなくなってしまうからです。

「しなやか」でありたいと思います。人は皆、異なった存在であり、同時に偉大な可能性を持った存在でもあります。私たちは互いにその違いを尊重し、高め合う存在でいたいと思います。私たちの大切な務めの一つは、この地球を人が無限の可能性を実現する理想の場とするために、新たな息吹と知識をもたらすことなのですから。

<セミナー情報>

■黄木 信が伝えたい大切なこと 

6/17(水)10:0012:00

URLhttps://us02web.zoom.us/j/83321115801

ID: 833-2111-5801


# by ohkimakoto | 2020-06-12 14:50 | 2020年分



モリンダ ジャパン会長 黄木信からのメッセージ
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