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2018.01.19

 ハワイでの「2018 ファウンダーズサークル」から帰国しました。寒い日本に戻っても、心はずっと熱いままです。2018年初めのこの国際イベントに日本から参加された51名のリーダーのみなさまも、わたしと同じお気持ちだと思います。今年のみなさまのご活躍、とても楽しみです。

 もうすでにお聞きのことと思いますが、「2018 ファウンダーズ サークル」で発表された今年のテーマは「タヒチアンノニ ストロング」です。日本語では「強いタヒチアンノニ」「タヒチアンノニは強い」「タヒチアンノニの強さ」など、いろいろに表現することができます。創業以来22年、伝統と科学の双方に力を入れることにより、ノニの研究とその結果得られる技術に関しては常にトップを走り続けるモリンダ、そして原材料供給国としてのタヒチとの関係をこれまで以上に深めていこうとするモリンダにふさわしいテーマではないでしょうか。

 このテーマが決まった時にいろいろな想いが心に浮かんできました。すべては、1998年秋にモリンダからかかってきた、プレオープン ミーティングでの通訳要請の電話から始まります。他社の通訳の仕事を通して抱いていたネットワークビジネス全体への不信感から一度は断ったものの、1回だけとの約束で11月のミーティングに出かけて行きました。この決断がその後のわたしの人生を決めることになるとは夢にも思いませんでした。

 驚いたのは、創設者一人ひとりの口を通して語られる、自分自身の、そして身近な人々のタヒチアンノニジュースにまつわるストーリーでした。わたしは「強い」モリンダに触れたのです。それまでに通訳をした他社の経営者の話とは異なり、自身による製品の体験談からはうわべだけのものではない「強い」想いが伝わってきました。製品やビジネスプランの優位性を声高に宣伝しながら「チャンスは今しかない」とビジネスへの参加をあおっていた他社とは明らかに違って、「わたしが体験した同じ幸せをみなさまも体験してください」というメッセージには、心に直接響く「強さ」がありました。

 その「強さ」は、奇跡の植物ノニが南太平洋の島々で数千年という時の流れを超えて現代まで受け継がれてきた事実からも裏付けられます。伝承の歴史はまさに愛の歴史でした。病気やけがで苦しむ人々が苦難を乗り越えて幸せな生活をしてほしいとの願いから、自分自身も親や祖父母からのすすめで体験したノニを、自分のストーリーも含めて伝え続けてきたのです。こうした、「人を思いやる心」以上に「強い」ものはあるでしょうか。

 「2018ファウンダーズ サークル」が終了した翌日の日曜日の午後、ハワイ在住の方々がホノルル中心地のアラモアナ・ホテルで「黄木 信 講演会」の場を設けてくださいました。ハワイでは初めての試みです。60名以上の方が参加してくださいましたが、ほとんどがわたしの話を初めて聞いてくださる方々でした。日本のアップライン リーダーの方々の協力もあって、とてもよく準備された会となりました。日本語と英語での変則的なプレゼンテーションでしたが、ここでもモリンダの「強さ」を感じることができました。一人の男性がわたしに語ってくださった言葉が印象に残っています。「これまで他のネットワークビジネスの話を幾度となく聞いてきました。でも、『心』を感じたのは初めてです」

 「タヒチアンノニ ストロング」。「強いモリンダ」の中心をなすのは「心」です。そして、その「心」を生み出すのは決してぶれることなく本物を求め続けるモリンダの姿勢であり、その姿勢に対するわたしたちの確信であり、誇りなのです。


by ohkimakoto | 2018-01-19 14:50 | 2018年分
2014.05.16
 最近3Dプリンターが話題になっています。これまでのプリンターは平面のものしか印刷できませんでしたが、3Dプリンターは立体をそのまま再現することができます。今後の再生医療の発展にも欠かすことのできないこの画期的な発明。適切な応用により、わたしたちが抱えるさまざまな問題への解決策となってくれることを期待します。

 さて、この3Dプリンターの話から思い出したことがあります。コンサルティングの仕事をしていた頃、ある企業でマネジャー向けの研修をわたしが担当することになったのですが、打ち合わせの会でその担当者がこう言ったのです。「弊社の人材育成は親会社の人材育成プログラムをそのまま採用して行っていますので、先生にはその内容を十分にご理解いただいた上で研修を行っていただければと思います」

 親会社は世界に名だたる超有名企業です。以前、全国の支店長を集めた研修プログラムの講師として招かれ、そこでその企業が大切にしているミッションやビジョン、価値観を学ぶ機会がありました。また、参加した支店長の方々や主催した人材育成の担当者の方々を通して、そうした考え方が社員の一人ひとりに深く浸透している姿を目の当たりにし、感動を覚えたものです。

 親会社でのそうした経験がありましたから、打ち合わせの会での担当者の半ば高圧的な言葉には一抹の不安を覚えました。そのプログラムの根本理念が果たして理解されているのだろうかと、疑問に思えてきたのです。そこで、何が起きてもいいように万全の準備をしました。そのプログラムについてさらに詳しく調べ、研修で用いるプレゼンテーションの内容にも変更を加えながら当日を迎えました。
 結果は予想した通りでした。確かに「形」は伝わっていました。しかし、底に流れているはずの「心」が、マネジャーたちの言動から見えてこないのです。どんなに優れたプログラムでも、それを動かす原動力である根本的な思想や哲学がしっかりと理解されていなければ、まさに絵に描いた餅ですね。

 当然ですが、その日の研修は親会社のプログラムの根底に流れる思想を理解することに大半の時間を費やしました。「なぜ?」という問いかけを繰り返しながら、本質を理解できるように働きかけていきました。そして最後にはやっと、「どんなに優れたものでも、単に形をまねただけではダメなのだ」という発言を、参加したマネジャーたちから聞けるようになりました。

 わたしたちが今携わっている事業について考えてみると、数千年という歳月を乗り超えてわたしたちにノニが伝わってきたのは、「人を大切にする」という「心」が脈々として流れていたからではないかと思われてなりません。それとその「心」が、伝える人それぞれのストーリーの中にあふれていたからではないでしょうか。

 真に価値のあるものは、「形」だけではなく、その「心」を伝えるストーリーとともに人々に受け継がれていきます。モリンダのメッセージを伝える3Dプリンターは、「形」だけでなく「心」も忠実に複製するプリンターであってほしいと思っています。
by ohkimakoto | 2014-05-16 00:00 | 2014年分
2012.11.30
 11月24日付の朝日新聞に興味深い記事がありました。「朝日アジアフェローから」というコラム記事で、静岡県立大学の小針 進教授(韓国社会論)が寄稿しているものです。

 小針教授の専門である韓国では、日本の「加害者性」を強調する歴史教育の影響を受けてはいるものの、高等学校で必修の第2外国語に日本語を選択する若者が6割いたそうです。日本のアニメーションなどが若者の間で日本への関心を支えていたのでしょう。

 ところが残念なことに、昨年度から第2外国語の学習が必修ではなく選択制になってしまい、大学受験科目からも外されてしまいました。そのため、日本語を履修する高校生が以前は43万人いたのが、今年は18万人に減ってしまったそうです。

 小針教授はこの現象を、専門家として大変残念に思っています。日本語学習者は、すぐにはいわゆる親日派や知日派になることはないかもしれません。しかし、小針教授によれば彼らは、日本語学習を通して日本に触れた「触日派(しょくにちは)」として、日本や日本人に関する情報だけではなく「情緒」をも理解し、伝えてくれるはずの人たちです。その数が減っているのです。

 コラムの中で小針教授は、日本語学習者である釜山の大学生が、日本と韓国の認識や文化の差を「間違い」ではなく「違い」として受け止めることの重要性を強調していたというエピソードを紹介しています。まさに、情緒を理解した発言と言えましょう。

 わたしはこのコラムを読みながら、モリンダの活動との共通性を感じずにはいられませんでした。わたしたちが採用しているネットワークビジネスという流通形態は、いまだに偏見をもって受け止められています。IPCのみなさまは日々、その偏見と闘いながら活動を進めておられることでしょう。

 そのような中で、すぐに「親ノニ派」や「知ノニ派」の方を増やすことはできないにしても、ノニを単に情報としてではなく情緒的に捉える「触ノニ派」の人々を増やすにはどうしたらよいでしょうか。

 わたしからの提案は、ノニの「心」に触れていただくことです。情報だけではなく、ぜひ「心」を添えてお伝えください。韓国の大学生は日本語という媒介を通して、小針教授の言葉を借りれば、「日本の文化に触れ、日本人と情緒の交換ができる貴重な存在」となってきました。それと同じことが、製品はもちろん、人や会社、印刷物、視聴覚資料、説明会など、いろいろな機会を通して実現できればと思います。

 みなさまの周囲の方々にモリンダの心が伝わり、「触ノニ派」の方々がますます増えることを願っています。
by ohkimakoto | 2012-11-30 00:00 | 2012年分



モリンダ ジャパン社長 黄木信からのメッセージ
by ohkimakoto
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