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2012.11.2
 先日ある方とお会いし、とても興味深いことを伺いました。大手企業に長年勤務した後にいわゆる脱サラをして北陸から上京、日本橋に蕎麦屋を開店して10年以上。今では従業員16名を抱える繁盛店にまで仕立て上げた方です。年齢はわたしより3歳下ですが、なかなか若々しく魅力的な方でした。

 場所柄サラリーマンの客が多かったため、客同士の職場での上下関係など配慮しなければならなかったことが多かったそうです。その点、サラリーマン時代の経験が大いに役に立ったと言います。今度ぜひお店に伺おうと思います。

 さて、この方の言葉の中で、思わず「我が意を得たり」と膝を打つことがありました。彼は、わたしのオフィスに飾ってある「絆」と書かれた盾を見て、「絆は非日常の世界でないと表に現れないんですよね」と言いました。確かに、東日本大震災を通して語られてきた絆について想いを馳せれば、それが非日常、つまり普段とは異なった状況に置かれた時に人々が示す行動であることはうなずけます。

 それで尋ねてみました。「では、非日常の世界で『絆』が生まれるようにするには、日常の世界でどんなことを心掛けたらいいのでしょう?」

 彼は即座に答えました。「心配することです」。彼が言う「心配」とは文字通り「心を配る」ことで、自分のことはさて置いて相手の平穏無事を常に心に願いながら行動することを意味します。

 なるほどと思いました。そして、日本人であることに誇りを持ちました。以前にも書きましたが、日本には昔から自分ではなく周囲に向けて心を配る文化が存在しているからです。ですから、大震災という環境の中で絆が生まれたのは、むしろ当然の結果といえるのではないでしょうか。

 英国の作家で医師であるサミュエル・スマイルズは、豊かな人生を築くプロセスをこう語っています。
「想いの種をまいて行動を刈り取り、行動の種をまいて習慣を刈り取る。習慣の種をまいて人格を刈り取り、人格の種をまいて人生を刈り取る」
わたしはこの方との語らいの中で、すべての始まりが「想い」であることを再確認することができました。

 考えてみれば、数千年に及ぶノニの歴史も「想い」によって受け継がれてきたのではないでしょうか。そこには、愛する人々を「心配」し、幸せを願う心があふれていました。

 わたしは、モリンダのあらゆる活動をこの「自分ではなく人の幸せを願う想い」からスタートするようおすすめします。なぜならそれが、たとえ困難な時が訪れても互いをしっかりとつなぐ絆となるからです。
by ohkimakoto | 2012-11-02 00:00 | 2012年分



モリンダ ジャパン社長 黄木信からのメッセージ
by ohkimakoto
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